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スマホ新作『アークザラッド R』は懐かしさいっぱい!あの頃の記憶がよみがえる!?

 さて、ついにスマホでリリースされたシリーズ新作『アークザラッド R』。舞台は『アークザラッドII』で発生した、星全体を揺るがす災害「大崩壊」から10年経った世界。  国土の多くが海に沈んだ国・ミルマーナの自警団に所属する少年・ハルトは、軍艦に襲撃された集落へ向かいます。軍艦の目的は不思議な少女・ミズハの確保。ミズハを救ったハルトは、急速に勢力を広げる軍事帝国・アルディアの野望に巻き込まれていきます……。

飛空艇を降りたところでの会話シーン。懐かしいキャラも登場する

 自警団の少年ハルトとなって、飛空艇で「大崩壊」後の世界を回り、ストーリーを進めていく本作。世界観は『I』『II』を継承し、トッシュやサニアなどあのときの仲間キャラも10年後の姿で復興に尽力する各地のリーダーとして物語に絡んできます。  ガチャで仲間を引いて、強化していくのはスマホ的な文法。戦闘システムはシリーズおなじみのシミュレーション風マス目バトルで、順番が来たキャラを移動させ、攻撃していきます。初代同様シンプルなシステムながら、敵の反撃が手痛いので歯応え十分。攻撃時のキャラの掛け声は『アークザラッド』っぽさ満点です。

戦闘はマス目上を動かすシミュレーションRPGタイプ

「闘技場」「ハンターズギルド」「遺跡ダンジョン」とやり込み要素も搭載。久々に「アークザラッド」を遊ぶという人は、各地の地名やダンジョン、空港での会話シーンなど、懐かしい思い出に浸りながら楽しめることうけあい。チョンガラやヂークベックという名前に記憶のフタが開きかかった人はぜひ!
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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