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女子には理解できない「ラーメン二郎マニア」たちの脂っこい生態

ジロリアンがやりがちなごと

ダメ ここからは実際にジロリアンがやりがちなことをシチュエーションに沿って紹介する。

1.おすすめのラーメン屋を聞かれて、二郎の店舗を言っちゃう。

 とある合コンにて。麺子(25歳・仮名)は、目の前に座る爽やかな笑顔が印象的の商社マン、三田次郎(27歳・仮名)に一目ぼれをした。しかし、この三田という男、週に4回は二郎へ通う生粋のジロリアンなのであった…。  以下、麺子と次郎の会話。 麺子「三田さん、好きな食べ物はなんですかぁ?」 次郎「ラーメン!!(即答)」 麺子「え、私もですぅ!おすすめのお店教えてくださいぃ!今度一緒に行きたいですぅ!」 次郎「おー!ラーメン好きか!!ん~、女性ならやっぱりカブジ(ラーメン二郎歌舞伎町店)かな。比較的内装も綺麗だし。個人的にはメグジ(ラーメン二郎目黒店)だけど、女性だと少しハードル高いかな~。ちなみに麺子ちゃんの一押しは何店なの??」 麺子「え!?カブジ?ミタジ?え、それは誰かのあだ名とかですか…??」 次郎「え!え!え!もしかしてラーメン二郎行ったことないの? ラーメン好きなんじゃないの? う~ん、そうなるとやっぱり聖地(ラーメン二郎三田本店)連れてかないとダメだよな~。あ、聖地ってミタジのことね。ん~、でも知り合いのジロリアンに何か言われちゃいそうだな~女性連れだと…」 麺子「(えーーー!まさかのラーメン二郎限定かよ!おすすめの店聞いて二郎の店舗で言うかよ普通!つーか私はAFURIみたいなあっさり系一筋なんだよ!つーかデートで二郎なんて行きたくねえよこの野郎)。…そうなんですねぇ…。じゃあ、今回は遠慮しておきますね…」  このような会話になったら最後、あっさりラーメン派の女子には間違いなく敬遠されてしまうだろう。ラーメン屋は二郎だけでないということを肝に銘じておいてほしい。

2.終電を逃した後に

 合コンで知り合った麺子と次郎。次郎のジロリアンっぷりにドン引きした麺子だったが、やはり次郎の爽やかな笑顔が忘れられなく、何度かデートを重ね、その後めでたく付き合うことに。そして4回目のデート、ついに終電を逃してしまうのであった…!! 麺子「次郎さん、どんな感じでホテルに誘ってくれるんだろう…。やっぱり外見の通りスマートに誘ってくれるのかな…。(心の声)」 次郎「この後、どうする?」 麺子「…来た!!←(心の声)。ん~なんでもいいよ。明日休みだし…」 次郎「お!明日休み!?じゃあちょうどいいや!」 麺子「…うん。。。(ドキドキ)」 次郎「匂いも気にしなくていいしね!!!」 麺子「え!?」 次郎「とりあえず、カブジ(ラーメン二郎歌舞伎町店)行ってから、どっか泊まろうか!!!」 麺子「(行かねーよ!つーかどこの世界に逢瀬の前にニンニク食うの推奨する奴がいるんだよ!馬鹿かよこいつ!)あ、ごめん…。用事思い出したからタクシーで帰るね…」  性欲をも凌駕する二郎中毒。女性とのデートで終電を逃した時くらい、二郎は我慢しよう。

3.某コーヒーショップにて

 次郎のジロリアンっぷりに困惑しまくる麺子。だが、やはり次郎のあの爽やかな笑顔に未練たらたら、未だにデートを重ねていた。都内でのショッピングも終わり、この日のデートは終盤、二人は、某人気コーヒーショップで休憩することにした。 麺子「〇〇ラテ、ミルク多めで」 次郎「へ~!ミルク多めなんてできるんだ!初めて知ったよ!(ニヤニヤ)」 麺子「……まさか」 次郎「俺も〇〇ラテ!あ、ミルクマシマシで!!!」 店員「…ハハ(失笑)」 麺子「…私たち、別れましょう」  仏の顔も三度。大切な恋人との別れにまで発展しかねない場違いな「マシマシ」コールはやめておこう。  以上は、筆者の知人ジロリアンが実際にやってしまった3つの失敗を元に創作したシチュエーションである。これを読んでいるジロリアンの皆さん、普通の女子はジロリアンに対する理解がほとんど無いことを、どうか忘れないようにしよう。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
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