更新日:2018年10月10日 22:36
恋愛・結婚

「美女と野獣カップル」が生まれるワケ。いい女は男のどこに惹かれるのか?

人生のどん底にあった自分を救ったひと言

 私自身の話にはなりますが、本当に苦しかった芸能界を引退しようとしていた時代、そのときに起こった事件は私にとっては思い出すだけでも苦しく涙が出る出来事でした。  そして、今の旦那さんに出会い、友人としてお付き合いが深くなり、さらに彼氏として意識をし始める際には、いくつかカミングアウトをしなくてはならないことがありました。  一つは、「グラビアアイドルだったこと」。そしてもう一つは「ドラブルによって引退をして、当時はそのトラブルがまだ続いていること」でした。  本名でアイドルとして活動をしていたため、いつかはバレること。だからこそ、わたしの中で成仏できていないこの問題をどう伝えるか、本当に悩みました。しかし、私がすべてをカミングアウトしたとき、彼の口から出たはじめの一言は、「本当にさおちゃんはすごいね。女のコでそこまで戦えたのはすごいよ」でした。  今思えば、彼からしたらなんてことない問題です。今の私から見たら、あんなに苦しむことなかったと思えます。しかし、当時の私にはとても大きな問題。その問題に、一言で寄り添ってくれました。  そして、「その問題はもう収束しているから、何かをする必要はないかと思うけど、そこでかかったお金の分、俺が旅行に連れて行って楽しい思い出にしてあげるからもう忘れたらいいよ」と言ってくれました。 「そんな問題なんとかなる」ではなく、しっかりと感情に寄り添ったあとに、私が抱えた問題を成仏させてくれた現在の旦那さんでした。  この言葉で、「私の過去も否定されず、認めてもらえたこと」、「問題は問題ではないということ」、そして、過去を成仏してこれからの私の幸せ作りをしてくれたこと。こう分析してみると本当にありがたい言葉だったと改めて感じます。  その後、旦那さんの苦労や乗り越えてきた壁、チャレンジしてきたことの話を聞き、それだけの経験を積んでいるからこそ、問題解決の能力が高いのだと感じました。 「美女と野獣カップル」が生まれるワケ。いい女は男のどこに惹かれるのか? 今回は私自身の実体験を例にして、男性が持っていてほしいスキルをご紹介しました。見返りを求めずに相手を思い、問題解決の能力から尊敬や強さや優しさを相手に伝えていくことは男性にしかできない能力だと感じています。  ぜひとも日々、失敗を恐れずに様々なことにチャレンジをしていってほしいです♪
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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