デジタル

女子高生に人気のスマホゲーム『荒野行動』は、おっさんがやっても楽しいのか?

 会社の後輩や子供が楽しそうにアプリをするのを眺めながら思う。「一緒にやれたら楽しいだろうなあ」。実際に“若者アプリ”をおっさんがやるとどうなるのか? SPA!記者が全力で挑戦してみた!
毒ガス

フィールドに充満する毒ガスで息絶える!

『荒野行動』毒ガスで死亡から、2位にまで上り詰めた秘策とは?

 インスタグラムに「#荒野行動女子」というハッシュタグが生まれるほど、今、女子高生の人気を集めるゲーム『荒野行動』。100人の参加者が殺し合い、1人生き残るまで戦うバトルロワイヤル方式の3Dアクションゲームだ。「ポケモンGO」以来、ゲームアプリはご無沙汰していた記者だが、ハマることはできるだろうか。  早速、ゲーム開始。武器を持たない素手でのスタートなのでフィールドを探し回り、やっと武器を見つけた!と手にしたのは圧力鍋。なんだか馬鹿にされた気分だ。
圧力鍋

ついに見つけた武器はなんと「圧力鍋」……

 圧力鍋でひたすらさまよう。が、なぜだろう。スタート地点が悪かったのか他のプレイヤーが見当たらない。てっきり仲間と協力して敵と銃でバンバン撃ち合うゲームだと思っていたのだが、圧力鍋片手にひたすら走り回ることに。1時間たっても、銃も、味方も、敵も見つからない……。少し休憩しようとタバコを吸って戻ると、時間がたつと蔓延する毒ガスで死亡していた。まともにプレイせず戦いが終わり呆気にとられる。  その後、攻略サイトを読むと、生き残りが目的なので銃で戦わなくても逃げ回るだけで上位にいけることが判明。要領をつかみ、毒ガスと敵から逃げていると100人中2位に!  「惜しい! なんとか1位を目指したい」と、とにかく素手で逃げ回る。しかし、相手の潰し合いを狙うだけではなかなか1位を取ることはできない。悔しい。再チャレンジ。  ……といつの間にかハマっている自分に気づく。本来の楽しみ方とは違うかもしれないが、普段ゲームをやらない自分でも十分に満喫できた。 《おっさんが荒野行動を満喫するコツ》 一、充満する毒ガスには要注意 一、銃はいらないので逃げまくれ 一、敵に会わないように逃げまくれ ※ゲームの素養がなくとも、素手で逃げまくる「鬼ごっこ」として楽しめる 使いやすさ★★★ 満足度★★★★★(満点) ― [若者アプリ]にガチ挑戦 ―
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