恋愛・結婚

結婚に消極的だった女性とスピード成婚! 男がとったアプローチ方法とは?

期待する関係性が明らかになる一緒にいる時間の密度が上がる

 しかし、彼が恵美子さんとの関係を明確にしてくれたことで、それからの2人のデートが意味のあるものになります。「この人、何考えているのかな?」「この人、私との関係どう考えているのかな?」という「相手の考えがわからない正解の見えないハテナ」ではなく、「なぜ真剣交際したいと言ったのかな?」「本当に私なのかな?」と、「正解のあるハテナ」をデートの中で埋めていく作業になるのです。  彼が希望する恵美子さんの中でのポジショニング。それを私も知ったことで、恵美子さんへのアドバイスがとてもしやすくなりました。恵美子さんに関していえば、傷つきたくないという気持ちが強いと私が感じたため、一歩踏み出す勇気を与えてあげることで、婚活成功サイクルに入ってくれると確信しました。  過去の恋愛では、男性からの好意を感じたあとに、自分が好きになるといつも相手の態度が変わっていたようで、結局、結ばれることなく疎遠になっていくという恋愛パターンで傷ついてきたため、「もう傷つきたくない」という気持ちが強かったようです。  しかし、現在の旦那様は初めに明確なポジショニングをしてくれたこと。そして、その一言以降は、恵美子さんのペースに合わせ、ゆっくりと進んでくれたことで恵美子さんは安心して自分のペースで、彼に対するハテナを埋める作業をデートの中ですることができました。  現状、お見合いも決まっておらず、ほかに仮交際もいなかったので、私から「真剣交際と変わらないし、お相手を信じて進んでみるのもいいかもしれないですよ」とアドバイスさせていただき、真剣交際に進む勇気が一歩出た恵美子さん。  そこからはとてもスムーズに進み、ご成婚となりました。 スピード成婚

曖昧なポジショニングを続けるのは時間のムダ

 最近の男性は、しっかりと相手へポジショニングせずになんとなく食事をしたり2人で遊びに行ったりし、告白をしたら、女性から「そんなつもりはなかった。」と断られることがあります。  これは、同じ食事でも男性はデートとして、女性は仲のいい男友達との食事として、という認識の違いで起きてしまっていることです。  お相手女性が、友人としてあなたをポジショニングしていたら、いくら食事を続けていても彼氏というポジションに自然と変わることはありません。しっかりと彼氏ポジションを取るためにも、あなたがどういうポジショニングをしたいかをはっきりと伝えることは必要です。  そして、きちんと伝えた後は焦らないこと。女性の警戒心を解き、信頼関係を築くためにも、相手のペースに合わせ、待つことをしてあげてください。  あなたがもし片思いをしている女性がいたら、あなたの希望するポジショニングを相手が受け入れてくれるかが鍵になります。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
1
2
おすすめ記事