性生活の満足度で日本が最下位…世界18か国調査
人生100年時代の到来とともに訪れたのはSEX100年時代。しかし、漫然と体を重ねるのではなく、真に最高のSEXをするにはどうすればいいのか。そんな単純にして究極の疑問を解決すべく、有識者たちの英知を結集した。
健康寿命世界2位を誇る日本には「人生100年時代」が到来。同時に「死ぬまでSEX」といったフレーズもオヤジ系週刊誌で毎週のように躍るが、そもそも人間は何歳までSEXできるのか? 産婦人科医の高橋怜奈氏が解説する。
「血管と神経を健康的に若々しく保ち、性欲があれば勃起に寿命はありません。女性も閉経による女性ホルモンの低下に伴って、分泌液が減少して濡れにくくはなるものの、性欲もあるしいくつになってもSEXを楽しむことができます」
つまり本当に「死ぬまでSEX」をすることは可能だということ。実際、内科医の清水一郎氏によれば、「アメリカでは70代の性行為の回数が増えている」のだとか。一方で日本人の現状はというと、TENGAが18か国を対象に行った「性生活の満足度」に関する調査(※)で、満足度が最下位という結果に。
<性生活満足度ランキング>
1位 インド
2位 メキシコ
3位 ブラジル
4位 ケニア
5位 ナイジェリア
6位 アラブ首長国連邦
7位 南アフリカ共和国
8位 アメリカ合衆国
9位 イギリス
10位 オーストラリア
…
18位 日本
清水氏は次のように嘆息。
「特に日本人は結婚・出産を経るとパートナーへの興奮を失って、性行為の頻度が極端に落ちます」
興奮が減退すると、SEXする能力そのものが衰えるリスクが。
「勃起はテストステロンという男性ホルモンが関わり、これに副交感神経が必要。一方、ストレスに晒されると副交感神経の働きは阻害されます。特にストレスでホルモン分泌や感受性が衰える40代は、SEX自体を定期的にこなして興奮しないと、60代以降もSEXを楽しむことはできません」

本能、快楽、愛情が揃う最高のSEXライフは40代から始まる
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