更新日:2019年08月01日 18:27
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ユニクロ「買ってはいけない冬物ワースト5」。トレンド全部盛りフリースは野暮の極み

▼3位:ボアスウェットフルジップパーカ(カモフラージュ・長袖) 1990円(+税) 3位:ボアスウェットフルジップパーカ(カモフラージュ・長袖) 1990円(+税) 迷彩柄でボア素材でパーカーって、もう「おしゃれ」をどこに置いてきたのか……。こうしたカジュアルな要素は重ねれば重ねるほど子供っぽい印象が強くなります。  本連載や私の自著『最速でおしゃれに見せる方法』でも、メンズファッションにおいては「ドレスとカジュアルのバランス」が最も重要だと説明しています。ドレス……つまりスーツの要素がどこかに入っていなければ、おしゃれな印象は作れません。  スーツは無地・黒・細身・ツヤのある素材が多く、またデザインは基本的にシンプル。ゴテゴテとした迷彩柄やフードのあるパーカー、さらにボア素材で「カジュアルに全振り」したアイテムはとにかく使いにくいもの。余程の理由がない限りは避けたほうがいいでしょう。 ▼2位:ヒートテックライナーフリースグローブ 1500円(+税) 2位:ヒートテックライナーフリースグローブ 1500円(+税) グローブは案外、難しいアイテム。レジ脇に並んでいることが多く、パッと見で選んで買っていく人が多いのですが、絶対試着してください。試着して鏡を見れば誰でも理解できるはず……グローブって、思ったより「サイズが重要」なのです。  市場にある大半のグローブはフリーサイズ、しかしながら手の大きさは身長と同じで人それぞれ結構差がある。すると、グローブは「どんな人でもひとつのサイズで対応できるように」と、かなりブカブカと大きめのサイズになっているのです。指周りは特に顕著。ユニクロのこのグローブをつけてみると、指が太すぎてまるで夢の国のキャラクターのように見えてしまいます。  手は体の先端部分であり、案外目立つところです。そこに不恰好な太いグローブを入れてしまうと、なんだか体型ももたついて感じるもの。キャラクターなら未熟なスタイルのほうが「かわいい」と評価されるでしょうが、大人の男性なら「野暮ったい」で終わりです。グローブは必ず細身のものを選ぶこと。買う際は必ず試着しましょう。
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