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「これもセクハラ?」ポスター炎上。で「アウトな発言」を女性に調査してみた

身体にまつわるセクハラ

 もはやデリカシーのかけらもないが、“体型”をいじるような男性もいるようだ。 「入社初日にじっと見られて『制服はMサイズでよさそうだね』と言われた」(高知県・38歳) 「もう35年前の出来事が、今でも忘れられません。私は痩せ型なのですが、職場の上司に『ぺちゃぱい』と言われてからかわれていました。他の方は苦笑いするだけで、見て見ぬふり。そんなことがまかり通っていた時代です。今なら、訴えてやりたい」(東京都・59歳) 「同僚から『痩せすぎじゃない?』って言われたこと」(茨城県・46歳) 「足、太いね」(北海道・46歳) 「太ったね、と言われて傷ついた」(茨城県・38歳)  ひどい場合は、直接的に手をつながれたり、尻を触られたり……性行為を要求されたという回答者もいた。 セクハラ発言

自分自身の行動を振り返ってみよう

「結局、物差しが人それぞれで微妙だから、全部セクハラだし、全部セクハラじゃない」(東京都・42歳)  内閣府のポスターにおいても、「セクハラを決めるのはあなたではない!」「相手や周囲に配慮した言動を!」という言葉で結ばれていた。  職場でのセクハラやパワハラ問題が叫ばれるようになって久しいが、「まともな会社はコンプライアンスが厳しいので、最近は気持ち悪いことを言う男性はめっきり減りました。昔は酷い会社が多かったです」(和歌山県・46歳)という声にも見られるように、以前に比べれば改善されつつあるのかも知れない。だが、それでも古い体質を引きずっている男性も残されていることだろう。  たとえ女性がセクハラだと感じていても、声を上げにくい場合だってある。家族や友人はもちろん、同僚でも困っている人はいないだろうか。また、普段の自分はどうか。改めて見直してほしい。<取材・文/日刊SPA!取材班> 【調査概要】調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。調査期間:2018年11月21日 有効回答者数:全国の20歳以上の女性100名(有職者)
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