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R-1運営批判の芸人・キートンって何者? 浅田真央モノマネで炎上の過去も

RIKACOのモノマネが評判になるも、浅田真央ネタでは大バッシング

 一方、ピン芸人としてのキートンはどのような活動をしていたのか。彼はTwitterのプロフィール欄に「真央ちゃんのモノマネで炎上」と記しており、これが彼の芸歴における代表的な出来事のひとつだ。  バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)内の「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」というコーナーに、たびたび出演しているキートン。2004年4月放送の第1回大会では「笑うRIKACO」、「プライベートで疲れていても仕事では疲れていないRIKACO」、「夜のRIKACO」というモノマネシリーズを繰り広げ、くりぃむしちゅーの有田哲平に「ある意味合格」と高く評価されていた。  そして、前述した「真央ちゃんのモノマネ」が飛び出したのは2010年9月放送の第16回大会。真央ちゃんとはご存知、元フィギュアスケート日本代表の浅田真央のことだが、キートンが見せた「構える浅田真央」「浅田真央のトリプルアクセルをスーパースローで見たところ」「Y字バランスで滑ってくる浅田真央」という一連のモノマネに対し、彼のブログには視聴者たちからの批判コメントが殺到したのである。  特に「浅田真央のトリプルアクセルをスーパースローで見たところ」のネタでは白目を剥いていたこともあり、「非常に不愉快です。スポーツマンに対して失礼です」「(浅田真央は)演技に集中してるから顔なんて考えてないんですよ。そんなことで笑いを取ってるあなたが許せません」などど、キートンの人間性を問うような書き込みも目立っていた。  ただ、これで懲りなかったのが彼のたくましいところ。ブログでは「この程度の事もネタだと割り切れず、笑えないような容量の小さい人は、お笑い番組は向いてないですね」と反論しており、翌年には韓国のお笑い番組で、再び浅田真央のモノマネをパフォーマンス。ブログはまたしても炎上したが、このネタは2019年になった今も封印されていない。

 ――今回のTwitterでのR-1運営批判といい、浅田真央の件におけるブログでの煽りといい、ネットの使い方には不器用な感が否めないキートン。あえて炎上を狙っているというわけでもなさそうだ。  インタビューによると、ここ2年間は年収20万円という厳しい懐事情でありながら、今月のスケジュールは丸々オフになってしまっているらしい。この騒動で彼の認知度は良くも悪くも広まった。逆境をチャンスに変えられるのかどうか、今後に注目だ。<文/A4studio>
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