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サッカーW杯ギリギリで落選した選手たち。あのとき代表に選ばれていたら…

中島翔哉(アル・ドゥハイル)

 日本代表の新10番でもある中島翔哉も、ロシアW杯行きの切符をギリギリで逃している。
中島翔哉

「サッカーを楽しむ」といったようなコメントが多くみられる中島。新天地カタールでのプレーにも注目が集まる(画像は中島翔哉公式サイトより)

 中島が代表に呼ばれるようになったのは2018年3月、ハリルホジッチが監督を務めていた頃。初招集ながらゴールという結果を残したものの、この試合のあとにハリルホジッチ監督は解任。西野氏が後任監督になってからは中島が代表に選ばれることはなく、W杯という大舞台を踏むこともできなかった。  監督解任前の試合で活躍しただけあり、中島の落選を嘆いたサッカーファンは多かったように思う。というのも中島は個人で相手をかわせる、世界レベルのドリブルが武器の選手。もしW杯にいれば、先述した浅野と同様に、日本のジョーカー的役割を果たしていたかもしれないからだ。  そんな苦い経験をした中島だが、W杯後の代表戦では同世代の堂安律(フローニンゲン)、南野拓実(ザルツブルク)らとともに“新BIG3”として躍動。さらに先日、日本人最高額となる44億円での移籍も成し遂げ、今後はさらに注目されていくことだろう。  今回紹介したほかにも、香川真司(ベシクタシュ)や高原直泰(沖縄SV)などの有名選手たちにもW杯落選の経験がある。23人という限られた枠のなかに入ることがどれだけ難しいことか、改めて思い知らされる事実だろう。しかし、「もしこの大会にこの選手が出ていたら……」と妄想を膨らませるのも、W杯の楽しみ方のひとつかもしれない。<文/A4studio>
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