更新日:2023年03月12日 08:52
エンタメ

『R-1グランプリ』優勝者が活躍できないジンクス? 歴代王者を振り返る

じゅんいちダビッドソン:13回大会(2015年)

 サッカー元日本代表・本田圭佑のものまねで一躍時の人となったのが、2015年優勝のじゅんいちダビッドソン。

 圧倒的な存在感やピッチ外でのビッグマウスで、サッカーファン以外からも認知度の高い本田圭佑――そんな彼の独特な言い回しや表現を真似し、笑いに変えていた。  そんなじゅんいちだが、3人で争うR-1最終決戦では21票中13票を獲得し、圧倒的勝利を果たしチャンピオンに。審査委員長の桂文枝も「ネタがしっかりしている」と太鼓判を押した。  代表を離れ、オーストラリアでプレーするため、日本メディアに登場する機会の減った本田のものまねを今でも続け、今年5月には単独ライブも行う。それだけでなく最近は、本田のおかげかサッカーに関する仕事も積極的に行っているようだ。

やまもとまさみ:12回大会(2014年)

 誰だろう……と考えてしまう人も多いかもしれないが、ネタの完成度の高さは疑う余地もなく、実力でチャンピオンの座を掴んだのがやまもとまさみだろう。

 R-1優勝前、当時所属していたマセキ芸能をクビになってしまうなど、たくさんの苦労の果てに得たR-1チャンピオン。しかしその後もさらなる苦労が続いているようだ。  優勝後に増えたテレビ出演からもわかった通り、バラエティのフリートークがかなり苦手な模様。必然的にテレビ出演の回数は減っていってしまう。  その後、YouTuberとして活動するなど、いろいろなことに挑戦してはいるが、なかなか結果は出ず…。現在はなんとクレープ屋さんのオーナーとして働きながら、芸人を続けているそうだ。  ――『R-1ぐらんぷり』という大きな大会で優勝しても、その後長くテレビで活躍することは難しいようだが、『R-1ぐらんぷり』で優勝するほどの面白いネタをする実力があるのも事実。最近見ることが少なくなってしまった歴代チャンピオンたちが、テレビをはじめとしたさまざまなメディアで、さらなる活躍をすることを期待したい。<文/A4studio>
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