新元号を歌舞伎町のキャバ嬢、ギャルが考案…キラキラ元号案が続出
新元号が発表される4月1日が目前に迫ってきた。連日テレビやネットニュースでは社会学者など識者による見解や大規模なアンケート調査の結果が報じられ、さまざまな説が巷には溢れている。
Twitterでも大喜利状態となり、その予想は過熱する一方。株式会社アイ・エヌ・ジーが渋谷の女子高生を対象に行ったアンケートでは「卍」が出たほか、「タピオカ」というワードが11位にランクインし、トレンド入りも果たした。そんな中、歌舞伎町で生きるキャバ嬢やギャル、モデルたちが、新元号をどのように予想するのか。今回は5人の女のコに話を聞いた。
「元号を呼ぶときの『キラメキ●年』っていう響きがカワイイし、中二病っぽくてイケてるから(笑)。でも何年になってもこの年号が変わるまではキラめいているわけだから、なんとなく素敵!」
「経済がもっと回るように!(笑)」
「永久に自分らしく生きる。ずっと時代関係なくギャルでいれるように……。あと平和が永久に永遠でありますように、の願いで!」
「意外とニュースとか見ているんですが、永安って噂があったような気がする(笑)。永遠に安全な時代を~みたいな。とりあえず、戦争とかなく平和な世の中であってほしい。切実に!」
「自由で平和で楽しい“卍”な時代になってほしいから」
前出のアンケート結果でも注目を集めた今どきのギャルらしい『卍』という元号名が見られる一方、お金をテーマにした『輝金』や、夜の華やかな世界観を感じさせる『キラメキ』など、歌舞伎町のキャバ嬢ならではのワードも飛び出した。
また、5人中3人から“平和”を願ったコメントが出たことも特筆すべき点。裏を返せば、平成生まれの彼女たちにとって、不安が多かったということだろう。特にここ数年、世界情勢として緊張が高まる場面も増えていた。
新元号が発表されるまであと少し。彼女たちが回答したこれらの元号名は、若者が新たな時代に求める本音のひとつとも言えるだろう。その願いに応えることができるのか。大人たちは今後、試されているのかもしれない。<取材・文/藤井敦年>
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスで様々な雑誌・書籍・ムック本・Webメディアの現場を踏み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者として活動中。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。趣味はカメラ。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
『キラメキ』ちのさん(22歳・キャバ嬢)

『輝金』美蘭田かおるさん(20歳・キャバ嬢)

『永久』ひろみんさん(29歳・モデル/キャバ嬢)

『永安』大塚愛莉さん(20歳・JKカフェ店員)

『卍』なっちゃん(27歳・BAR「differ」オーナー)

新元号名の予想は若者たちの本音
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスで様々な雑誌・書籍・ムック本・Webメディアの現場を踏み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者として活動中。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。趣味はカメラ。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi
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