超ド級のSUVが日本にやってくる! ドイツとアメリカのコラボは最高だ

7年ぶりに来場者数を更新したデトロイトモーターショー。40を超えるワールドプレミアが発表されるなど、各メーカーの力の入れようは東京モーターショー以上。そんなデトロイトモーターショーで見えてきたアメリカ市場のこれからと、今春日本に上陸する最新SUVについてお届けいたします! 【前編】はこちら⇒https://nikkan-spa.jp/156451  さて、日本勢で目立ったのは、ホンダのアキュラ NSXコンセプトとレクサスのLF-LC。どちらもアルミやカーボンの複合素材を多用する高価な軽量ボディに、燃費のいいV6エンジン+ハイブリッドで新たなスポーツカーとしての躍進を狙っています。ちなみにアキュラ NSXコンセプトは、ハイブリッドの主要部品を日本からアメリカへ直送しオハイオ工場で作るボディとドッキングして製造。日本デビューは2015年あたりでしょうか。  また、久しぶりのFRスポーツカーとして日本で話題のトヨタ86も、若者向けブランドであるサイオンからFR-Sという名前でデビューします。姉妹車のスバルBRZも北米で発表されるなか、日本同様、若者のクルマ離れが進むアメリカで、若者向けに開発されたシボレーのコンセプトカーとの対決が見ものです。  さらにモーターショーのあとは西海岸へ移動し、メルセデスの新型スポーツSUVのML63AMGに乗ってきました。500km以上に及ぶ走行ルートのうち、約300kmはカリフォルニア郊外からフリーウェイを経由した荒野。ワイルドな風景の通り、道路もけっこう荒れていて軟弱なクルマじゃまっすぐ走るのもひと苦労な感じの道ばかり。ガンガン走っても決して破綻しない絶大な安心感は、適度なゆるさがウリのピュアSUVとはまるで別物といった感じです。  AMGはメルセデスのスポーツブランドですが、このAMGの一番大きな市場は、欧州でも中国でもなくアメリカ。そんなアメリカで製造されるML63AMGは、525馬力のV8ツインターボエンジンを引っさげた超ド級のSUVで、日本にも今春導入されます。実際に走ってみて、ドイツとアメリカのコラボって、イケてる! と思いました。 【結論】 リーマン・ショックなどを経験し、合理化を押し進めたアメリカ市場ですが、贅肉を落として筋肉質になったアメリカ市場って、こんな感じなの? 驚きの連続でした! <西村直人=文 Text by Nishimura Naoto>
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