不倫相手に妻がFacebookで友達申請、SNSマウンティング合戦の行方は…
不倫ドラマなどではよく、妻と愛人が街のショーウィンドウの前やスーパーマーケットなどで偶然すれ違うシーンがある。同じ街で互いの顔を知らないまま、夫は……という描写のシーンだが、現実にはドラマや小説以上に「ストレート」なことが起こる。
加藤孝政さん(仮名・41歳)は、いつのまにか妻が不倫相手に直接コンタクトを取っていたことに気づき、驚愕したという。現代ならではの妻vs愛人の直接対決とは。
1年ほど同じ部署の部下と不倫関係にあった加藤さん。しかし、妻との関係も良好で、1年に渡る関係にも妻は全く気がつく素振りがなかったという。しかし、そんな加藤さんの平和な不倫ライフは突如ざわつきだす。
「先日、会社に家族を招待する『ファミリーデー』がうちの会社でも開催されました。妻と娘が会社にやってきて、部署のメンバーと顔を合わせることになったので嫌な予感はしていました……。普段から不倫相手の話を家ですることは無かったのですが、その時に不倫相手に対して、妙に僕との距離が近く、醸し出す雰囲気もどこか親密だと妻は感じたようです。でもその日帰宅しても特に何か言われることはなく、僕は妻がピンときているとは全く思いませんでした」
しかし、その日のうちに妻は行動を起こしていた。なんと不倫相手が首から下げていた社員証でフルネームを確認。帰宅後にFacebookで友達申請とメッセージの送付をしたのだ。しかも、不倫相手はすんなり「友達申請」を承認したという。
「翌日に不倫相手の彼女からそのことを聞いて、驚きました。なんで承認したんだ!? と問い詰めたのですが、『だって断ると余計に怪しまれると思って……あとは私も奥さんがどんな人か知りたかったし!』なんて全く悪びれる様子もないので途方にくれました。双方の行動がFacebook上で筒抜けなんて僕が気まずすぎます。でも、それだけではなかったんです」
妻が不倫相手に友達申請と同時に送ったのは「今日お会いした加藤の妻です。主人と仲良くしてくださりありがとうございます。これからもよろしくお願い致します」というもの。不倫相手も「こちらこそよろしくお願い致します」と返すにとどめたようで、無難なやりとりにその時は加藤さんも「そのくらいなら」と思ったというが……。
「妻はFacebookはもちろん、InstagramもTwitterも登録はしているけどほとんど更新しないタイプ。友達やフォロワーもほとんどいませんでした。しかし、不倫相手が友達になった直後から妙にFacebookを更新するようになったんです」
加藤さん一家は毎週末には娘と妻と3人でレジャーに出かけ、娘が塾の日などは夫婦でカフェに出掛けることが多かったという。しかし、ファミリーデーの開催された週末に夫婦で出かけたカフェで、妻が急に店員に「2人の写真を撮ってください」と頼んだ。
「しかもその写真を、僕をタグ付けしてFacebookにアップしたんです。『今日はいつものカフェで主人とデート』なんて文章を添えて。タグ付けなんかされたら僕の友達にも表示されてしまうから恥ずかしいし、何よりも不倫相手がどう思うのか不安で不安で……」
会社訪問イベントで妻が愛人の存在に「ピン」と来た
Facebookで暗にマウンティングを開始「今日は旦那様とデート」
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不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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