マッチングアプリで他人の写真をプロフィールに使用する男を直撃、その本音は?
今はもう足を洗った(!)が、以前筆者は1年ほどいくつかの「マッチングアプリ」で恋人を探し求めていた。しかし、マッチングアプリというのは必ずしも自分と同じ恋愛へのテンションや結婚への本気度を持った相手と出会えるわけではないのが悲しいところ。
今回は筆者が出会った、恋愛における出会いの前提を覆す「基本的な個人情報を隠そうとした男」を紹介したい。
ある日、筆者はいつものように出会い系マッチングアプリを開いた。毎日画面に出てくる、「自分にいいね」をした複数人の男性に対し気に入ったかそうでないかとジャッジしていると……手が止まった。
超絶イケメンとマッチングしていたのだ。例えるなら手越くんに似ている甘い系の少し髪の長いイケメン。出会い系アプリのプロフィールによくあるような、自撮りでの写真ではなく、オシャレなバルのような場所で向かいの席に座っている人が撮った風なのもいい。
こういう写真をプロフィール画像に使用している男性は、「もしかしたらこの写真を撮ったのは彼女かもしれない」なんてことが頭をよぎることもあるのだけど、そりゃこのくらいのイケメンなら元カノ(脳内で元、と変換されるのは人間都合がいいことを考えてしまうから)ぐらいいるよね、むしろそのくらいモテて当然よね、というバイアスがかかるから不思議だ。
プロフィールには、「美容関連の会社で社長として経営をしている」と書いてある。この見た目で社長? 少し出来すぎな気もした。
そんな出来すぎた手越が筆者とマッチングしたのである。早速メッセージを送り、いい感じにトークが弾む。会話のラリーも心地よい(たまにマッチングした途端「会おうよ」「しようよ」とぶしつけな距離感でやってくる男もいるのでこの距離感をはかれる常識を持ち合わせているかは好感度に影響する)。
とはいえ、いきなり見ず知らずの相手と会うのはかなりリスクがある。「電話で一度話をしてみたいな」と提案してみるも、なぜか頑なに拒む彼。
仕方がないので、そしてどうしてもイケメンマジックに魅せられてしまった筆者は、一度お食事でも……と言う手越の誘いに乗った。しかし、万が一ということもある。このご時世である。彼のプロフィール、メッセージのやりとりから得た情報を元に彼の「素性」を調べてみることにした。
繰り返すが、このご時世である……インターネットにはさまざまな情報が転がっているもの。そして手がかりはいくつかあった。
そしてどうしても引っかかっていたこと……3枚まで設定できる手越のプロフィール画像のうち、1枚目は前述のイケメン写真、2枚目は海をバックにした背中、そして3枚目には似顔絵のような顔のイラストが設定されていたのだが、これがどうも手越というよりも梅沢富美男に似ているのである……。
“手越似の超イケメン社長”とテンションが上がったら…
“出来すぎた男“が残していた正体の「手がかり」
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不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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