平成最強ピッチャーTOP5 中継ぎ1位は? 野村克也らレジェンドOBが選定
2位は山口鉄也。高卒後、育成入団のすえ、新人王を獲得した巨人の苦労人だ。
「毎年のように60試合以上登板するのは、コーチとしては心強い」(川口和久)
「左だけど、ワンポイントではなく1イニングを任せることができる」(小林雅英)
など、同時期に戦った投手出身者の評価が高かった。「佐々木主浩と同様、出てきた時点でもう相手チームは負け、というぐらいの圧倒的なイメージ」(吉田修司)と、その信頼感を推す声もあった。
3位は通算200ホールドを達成した浅尾拓也。
「ストレートは150㎞を超え、スライダーは角度があるし、落差のあるパームはなかなか打てない」(鈴木尚典)
「中継ぎ投手でリーグMVPを獲得したのは浅尾だけ。球界屈指の存在です」(野口茂樹)
と続く。採点者の一人でもある浅尾当人は、自分を選ぶか? の問いに「とんでもないです」と謙遜する。「中継ぎとして藤川(球児)さんに憧れていました」と語った。
4位は前述したJFKの一角、ジェフ・ウィリアムス。世界の盗塁王・福本豊は「球も速いし、左バッターだけじゃなく、右バッターでも厄介なピッチャーやね」と彼を推す一人。実際に対戦した水口栄二は「全盛期はスライダーのキレがすさまじくて打てなかったです」と評した。
後述する抑え部門で2位となった岩瀬仁紀は、中継ぎで登板した際の成績も評価されて5位にランクインした。
『平成&令和 プロ野球ベストナイン総選挙』 レジェンドOBが選定! |
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ