恋愛・結婚

参加者の大半が60代男性の婚活パーティー、女性たちは…?

正体は、暴言を吐く地雷おじさんだった!

「話をしていてすごい事実が発覚しました。なんと、由紀を含めてお茶した女性6人中6人が、あの男性からオファーがあったんです。つまり全員が申し込まれたんですよ、こんなことってあります?」  その場にいた45歳の女性曰く、初めは「45歳から50歳」というオファーのされ方をしたが、次第に希望年齢がだんだん上がって、「45歳から55歳」になり、やがて希望最高年齢が60歳になっていたことがわかった。 「そこには60歳の女性が同席していて、その人も例の男性と会っていました。彼女は『本当はもう少し若い人がいいけど、あなたでいいや』と暴言を吐かれたそうです。そのくせして『晴れた夜は一緒に星を眺めたい』といった口説き文句も言ってきたと。多分、由紀は少し若いから猫を被ってたんでしょうね」  その後、お茶をしたメンバーとLINEの交換をした由紀さん。情報交換が目的でグループLINEに誘われたそうだが…。 婚活 「毎日のようにLINEが届くみたいですが、俗に言う『地雷男』の情報しか来ないようです。60代のおじさんはもちろん、40代で一見条件の良い男性も会ってみたら『暴言を吐く』『上から目線』『とにかくエラそう』など…。それを見て由紀は『結婚相談所は辞めようかな』と吐露していました。かなり落ち込んでいて可哀想でした」  真奈美さんは、由紀さんの苦戦している姿や、見合いの男性のダメっぷりを知るたびに「若いうちに結婚しよう」と焦ってきたという。 「もちろんいい男性と出会えることもあるんでしょうが、由紀の婚活を見る限りそれはごく僅かの可能性だと思います。やっぱり、今のうちにいい人を見つけないとダメだと思っています。正直、焦りまくってます(笑)」  中高年の婚活は今後もますます需要が高まると予想される。だが「地雷男」が増えてしまう可能性もある。比例して、「条件の良い男」が増してくれればいいのだが。<取材・文/夏目かをる>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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