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メッシら猛者揃いのコパ・アメリカ。20年前は惨敗したサッカー日本代表のキーマンは?

中心選手として期待の大きい中島翔哉

 今大会に挑む日本代表はJリーグがシーズン中であり、代表の拘束力が生じないことから22歳以下の東京五輪世代に海外組が加わるというこれまでにない特殊な形で編成されている。その中でキーマンとして中島翔哉を挙げたい。  堂安律や南野拓実らと共に主力としての期待が大きかった今年1月のアジアカップ、大会直前で負傷離脱を余儀なくされた中島にとってコパ・アメリカはフル代表として初めて挑む、親善試合以外での「真剣勝負」の戦いである。それ故、課せられる重圧は決して軽くはない。
中島翔哉オフィシャルブログ

画像:中島翔哉オフィシャルブログ

 24歳、既にプレーヤーとして多くの経験を積んでいる中島のチーム内での立ち位置は極めて重要なポジションとなるはずだ。17歳の久保建英など初代表13人を含む五輪組の兄貴分的存在であることはもちろん、川島、岡崎といったW杯を経験したベテラン勢とともにピッチ内外で先頭に立ち、引っ張っていく存在であることは言うまでもない。また、3月に行われた親善試合ではフル出場したコロンビア戦、決勝点を挙げたボリビア戦、何れのゲームでも持ち味のドリブルやスルーパスを繰り出し、幾度となく起点となり好機を演出している。  今年初め、それまで所属のポルティモネンセからカタール・アルドゥハイルへと移籍を果たし「異国」ともいえる中東の地でもプレイタイムを伸ばし、ゴールやアシストも記録している。欧州からの完全移籍、日本人最高額となった移籍金と、様々な話題となったものの「これから先も楽しいスポーツとしてサッカーをやっていきたい」と語った中島翔哉。プレーヤーとして、そして日本の未来を担うエースとして、コパの舞台は真の価値を表現する絶好のシチュエーションでもあるだろう。濃密な戦いが続く6月が、いよいよ始まった。<文/佐藤文孝>
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