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最新作『ザ・ファブル』主演の岡田准一がもし“普通の生活”を送るなら?「渋谷を堂々と歩いてみたい」

『SP』『図書館戦争』シリーズなどで見せた、俳優とは思えない身体能力が持ち味の岡田准一。最新主演映画『ザ・ファブル』でもその磨き上げられた肉体でハイレベルなアクションに挑んでいる。世界的ファイトコレオグラファーをも唸らせた男が考えるプロフェッショナルの流儀とは?

自分が持っている技術でよければ教えることはできる

――最新主演映画『ザ・ファブル』は、殺し屋が主人公ということもあり、これまで岡田さんが出演した作品と比べても、アクションシーンがふんだんに盛り込まれていました。 岡田:現場は文字通り「戦い」でしたね。今回、ファイトコレオグラファーとして参加したアランと、スタントコーディネーターの冨田さん、そして僕の3人で撮影ギリギリまで動きを考えることもありました。 ――特に印象に残っているアクションは? 岡田:やっぱりクライマックスですね。福士くん演じる殺し屋を含めた何十人もの敵とファブルが一人で戦うのですが、殺し屋とそうでない人間の動きがまったく同じではいけないだろう、というところから始まって、僕もアクションをかなり考えました。  イスに縛られたまま落下する小島(柳楽優弥)に駆け寄るシーンでは、一瞬止まったほうがいいのか、止まらずに駆け寄ったほうがいいのか、細い動きではあるものの、どちらにするのかで見え方が変わると思うんです。そういう部分を最終的に自分でジャッジすることもあります。  それから、ファブルがマスクをつけたまま高いところから飛び降りるというシーンも、カメラが遠い位置にあるので僕だとわからないと思うんですけど、しっかり自分で飛んでます(笑)。 ――昨年公開された主演作の『散り椿』でも、ご自分で殺陣を考えられ、「殺陣 岡田准一」とクレジットされていましたが、撮影現場で自分に求められる役割の変化というものは感じますか? 岡田:『SP』以降、業界でも「岡田はアクションに詳しい」と認めていただき、アクションスタッフとしても参加してほしい、と依頼されることも増えていきましたね。 ――そういう裏方的な仕事に関してはあまり語りたくない? 岡田:本来は言いたくないところですよね。『散り椿』で、木村大作さんに「本当にやっているんだから載せればいいじゃないか」とおっしゃっていただき(笑)、クレジットに載せていただいたんです。流れ的にそうなりましたけど、そもそも殺陣師さんなりアクションコーディネーターさんが作品ごとにいらっしゃいますので。  けど、自分でも勉強してきた部分もあるので、他の役者さんから「教えてほしい」と言われて、現場で教えることが多くなってきています。もちろん、自分が持っている技術でよければ教えることはできますし、やるからには自分だけでなく、作品全体がよく見えるようになればいいなと思っています。
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普通に渋谷を歩いてみたい
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週刊SPA!6/25号(6/18発売)

表紙の人/ 岡田准一

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