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コンビニを出禁になった迷惑客。コーヒーマシンでインチキを連発

コーヒーマシン

迷惑行為を繰り返し、“出禁”になった客

 前述のような迷惑な行為を店で繰り返せば、実際に出入り禁止になることもある。  客で森田(仮名)という態度が悪く問題の多いオヤジがいた。例えば毎朝タバコを買いにくるが、銘柄を言わない。店員がキョトンとしていると「マルボロ・ボックスだろ!」と、こんな感じである。  若い店員などにも言いがかりをつけるので、店長は彼を出禁にするチャンスを狙っていた。ある朝から森田はタバコに加え、コーヒーマシンでコーヒーのSを買うようになった。  いつものようにマシンに向かう森田。しかし、マシンから聞こえてきたのはカフェラテの音である。店長はここぞとばかりに後ろから回り込み、「なんで違うボタン押してるの。ダメだよ。差額50円を払ってくれ」と注意した。  森田は悪びれもせず、「間違えただけだよ」と言う。結局、その時は50円を支払って帰っていったが、その1週間後。再びやってきてコーヒーのSを注文。店長が後方から確認してみると、またもやカフェラテを押していた。店長が激怒する。 「また違うボタン押しただろ。なにやっているんだよ」 「違うよ、間違えただけだよ」  店長はカップを取り上げ、別のカップを置いてSのボタンを押す。あれこれと騒ぐ森田に対して、店長がこう告げた。 「わざとやっているのはわかっている。もう店にはくるな。出入り禁止だ。これ以上騒いで迷惑をかけたら警察を呼ぶぞ!」  それ以来、森田は店の前は通るが、店内に入ってくることはなかったのである。<取材・文/浜カツトシ> ― シリーズ・店員が語る困ったモンスター客 ―
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