人はなぜ不倫するのか? アラフォー女性は浮気が増える要因も
アラフォー女性は浮気が増える?
次は哺乳類の性的振る舞いに関与し、不倫に影響するホルモンがバソプレシンだ。
「バソプレシンは脳内ホルモンの一種で男性ホルモンとセットになって作用し、妻への愛着に関連します」(竹内氏)
アメリカ国立衛生研究所の研究者・ジェイムズ・ウィンズロウ氏らの研究チームも血圧低下などでバソプレシンが脳内で放出されると、「一夫一妻制」を保持するための行動を取るようになると発表。バソプレシンの不足が不倫を誘発する原因になるということだ。ちなみに、バソプレシンは遺伝的に分泌量が少ない人もいるし、セックスをしているときに多く分泌されるものなので、セックスの回数が少ない夫婦は分泌量が少ない傾向にあるという。
さらに幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンも不倫に影響することを、同研究チームが発表した。
「オキシトシンは愛情形成に深く関係しています。分泌することで、ある個体をほかの個体より好むように仕向け、絆、愛着をつくる。特にある遺伝子を持ち、この感受性が低い女性は、1人のパートナーと長期にわたり夫婦関係を築くのが難しく、相対的には不倫をする確率が高まるとされています」
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<不倫に作用する3つの脳内ホルモン>
●オキシトシン……末梢組織で働くホルモンとして作用し、中枢神経では神経伝達物質としても働く。恋人や親子の結びつきを強くし、不安を減らし、リラックスさせる。主に女性に影響し不足するとその分泌を求めて不倫をしてしまうことも
●バソプレシン……利尿を抑えるホルモンとしても知られるペプチドホルモン。オキシトシンと非常に似た化学構造をしている。主に男性に作用し、親切心やセックスに関する情報の感受性に関係する。多いと家族への愛情が強くなる
●テストステロン……男性ホルモンの一種。テストステロンが多い人は性欲が強く、その捌け口として不倫に陥る傾向がある。テストステロンの多さは性格や外見である程度判断できるのも特徴で、男らしさには必要不可欠
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脳科学の分野ではさらに興味深い報告がされていると菅原氏。
「普通、皆さんは手を動かすという命令が脳内に出て、筋肉に伝わり、手が動くと思うじゃないですか。でも実は、脳の細胞が無意識で手を動かし、後づけで手を動かしたかったという理由をつけているというデータが揃いつつあるんです。だから、不倫の場合も無意識にしてしまっていることも考えられるんです」
もはや抗うすべはないのか……。
<脳科学のまとめ>
・ドーパミンで気持ちが高まり不倫に走る
・テストステロンが多いと不倫しやすい
・バソプレシンの不足が不倫を誘発する
撮影/林 紘輝(本誌) モデル/高橋ケイスケ 熊原 楓
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