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不倫する人は「不倫遺伝子」を持っている…生物学で解説

 脳内物質に影響を及ぼし、不倫に作用する遺伝子がある。動物行動学研究家の竹内久美子氏が解説してくれた。 男も女も[不倫したい]症候群

不倫遺伝子を持つ人は離婚リスクが2倍に増える!

「スウェーデンの研究チームが500組以上の双子の男性のバソプレシン受容体の遺伝子を調べたところ、『アリル334』という遺伝子を発見。これを2つ持っている男性は持たない男性に比べて、過去1年間に離婚の危機を迎えた割合が2倍以上違ったそうです。バソプレシン受容体の遺伝子のある領域の型、つまり『アリル334』をいくつ持つかによって真面目型か不倫型かの傾向が表れるということだと思います」 ========== <生物学のまとめ> ●「アリル334」という遺伝子が不倫に関係 ●不倫型と真面目型の割合は約5:5 ●そもそもヒトの体は不倫を想定したつくり ==========  この遺伝子が不倫をつかさどる「不倫遺伝子」である可能性が高い。 「研究結果により、多少のバラつきはありますが、男も女も『真面目型』と『不倫型』という2つの勢力があり、それらは拮抗しています。いうなれば、2人に1人は一夫一妻制に向いていないのです」 不倫 ほかにもニューヨーク州立大学とジョージア大学の研究グループが次のように発表した。 「181人の若者を対象に『一夜限りの性体験があるか』『浮気をしたことがあるか』と質問をした。するとドーパミン受容体遺伝子の『7R+配列のアリル』を持つ人はそれぞれイエスと答えたのが45%と50%、持たない人がそれぞれイエスと答えた24%と22%に比べて、性関係が乱れている割合が2倍も多いことがわかった」 ========== <7R+配列のアリル保持者と非保持者の浮気率の比較> ●一夜限りの性経験がある 保持者:45% 非保持者:24% ●浮気をしたことがある 保持者:50% 非保持者:22% ==========  ドーパミン受容体遺伝子も不倫との関係は無視できない。竹内氏はこうも語る。 「女性は常に自分のパートナーより質の良い男性を探すことが動物本来の行動で、完全にガードするためには夫婦が一日中行動を共にしないと無理です」
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根本的な体のつくりにおいても、人が不倫を想定している生物
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