更新日:2023年03月28日 09:44
仕事

外資系って実は泥臭い!? カラオケ店員から外資系へ飛び込んだ男のトホホな実情

外資系企業でよく使われる「Brown nose」とは?

外資系 そして、みなさんのイメージでは外資系は査定も実力主義でドライと思いがちかもしれませんが、実は「上司に嫌われた」というだけでクビを切られるなんて日常茶飯事です。不祥事を起こしたわけでもなく、能力が低かったわけでもなく、上司の機嫌を損ねただけで突然クビを切られる。  筆者が在籍した別の会社でも、やはり上層部と合わなかったマネージャーが、気がついたら中国に長期出張に出され、そのうち中国に転籍させられ、さらに気がついたときには会社からいなくなっていた、なんてことがありました。  ですから、むしろ日系企業よりも外資系のほうが、ウェットな人間関係の中で仕事をすることが多いかもしれません。上司に嫌われたらいきなりクビを切られかねないので、必死に上司のご機嫌をうかがいます。本社の人間に対しては、なおさらです。  英語で「brown nose(茶色い鼻)」というスラングがあります。これはまさに、そんな外資系企業の裏側をよく表現している言葉です。なんで「茶色い鼻」かって、要は鼻が茶色くなるまで上司のケツの穴にキスする(それくらいご機嫌を取る)って意味なんです。(実力は無いけど)上司のご機嫌を取って出世するヤツのことを陰でバカにするときに使います。  外資系だからといって、別に実力主義でもなんでもなく、むしろ人とのつながりによって自分のキャリアが決まることが多かったりします。筆者もまさに人間関係によって大きく振り回されたことがあるのですが、それはまた次の機会にご紹介しましょう。
カラオケボックスの店員からIT業界に転身し、外資系企業を渡り歩いてはや四半世紀のアラフィフビジネスマン。特技は新しい転職先と安くて美味い呑み屋を見つけること。最近、薄毛と痛風の発作に悩まされている
1
2
3
おすすめ記事