更新日:2023年03月28日 10:39
恋愛・結婚

恋愛経験ゼロなのに不倫疑惑が…。疑いが晴れた後に訪れた人生の春とは?

疑いが晴れた彼に訪れた人生の春とは……

「この旦那さんから同級生である彼女の浮気を知ったこと、追及したら私の名前を告げたことを言われました。それでも本当に身に覚えのないことだと言いましたが、『この期におよんでまだしらばっくれる気か!』と証拠だという彼女と私のLINEのメッセージのやりとりをプリントしたものを見せてきたんです。確かに、彼女と同窓会のときにLINE IDは交換しましたが社交辞令的なやりとりを2回だけ交わしただけ。それはプライベート用のスマホに残したままなので旦那さんにも見せました」  さらに証拠として提示されたメッセージのやりとりについても送信時間が仕事中のものもあったのでアリバイを提示。なかには上司が同席していた会議中や商談中の時間のものも複数あり、潔白であることが認められた。 「どうも名前だけ僕に変えていたようです。こんな稚拙な偽装工作を信じてしまった旦那さんにも思うところはありますが、この人も被害者なので」  後日、この夫は竹谷さんの自宅を訪れ、土下座して謝罪。そこで同級生の彼女が竹谷さんを浮気相手にでっちあげて、本当の相手に迷惑が及ばないように偽装していたことを知る。 「迷惑料としてお金の入った封筒を渡されましたが、職場での疑いは晴れましたので丁重にお断りしました。一緒に持ってきたゼリーの詰め合わせセットはありがたくいただきましたけどね(笑)」 結婚式 なお、総務部の女性社員からも何度も謝罪を受けていたそうで、それがきっかけで友人として付き合うように。しかも、彼女の紹介で知り合った女性と人生初の交際を経験し、2年前にゴールイン。現在は幸せな家庭を築いている。 「とんでもない目に遭いましたが、これがなければ妻と出会うことも結婚することもなかった。まったく人生何があるかわからないですね」  とはいえ、勝手に浮気相手にされるのはいい迷惑。自分では防ぎようがないだけに厄介だ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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