更新日:2023年03月28日 10:43
恋愛・結婚

チェーンの寿司屋で愛人になれと口説かれ…全く魅力的じゃないその“メリット”

全く魅力的じゃない“愛人メリット”にドン引き

おじさん Aさんはプライベートな話から、「俺はとにかく人脈があって顔が広い」「飲み会では俺目当ての女性がたくさん集まる」などと本当か? というような自慢話を始めた。 「彼は『飲み会で集まる女性はみんな自分の話術と人脈にメロメロなんだ』と。現時点で全く話術を感じていない私にとっては、虚言にしか聞こえませんでしたけど」  そして説得できた、と勘違いしたのかAさんは本格的に愛人要請をしてくる。 「『だから、君も俺の愛人にしてあげるよ。メリットがたくさんあるから愛人にならないという選択肢はない。まずは俺の人脈で仕事にもいい影響があるし、俺の話術がこれから先すごく勉強になると思うし、あとは……今日みたいに美味しいお寿司がしょっちゅう食べれる、とかね』ってウインクしてきたんです!  まず1個もメリットがない(笑)。好きでもないおじさんの愛人になるからには、高級レストランに行けるとか高級バッグがもらえるとかそういうのがあればまだ納得もできますけど……すしざんまい自体がどうとかではなく、それにつられて愛人になるような場所ではないです」

ビッグマウスな男の末路…

OL まったくその気を見せない金子さんに、だんだん苛立ちを隠せなくなってきたというAさんは、最終的に「確か君は経営企画部志望だったよね。僕が社長にかけあって次の人事異動で経営企画の仕事をさせてあげるよ」と約束してきたという。 「そうですか、よろしくお願い致しますね~と言いつつ愛人になる気はありませんと帰宅しました。異動の話は本気にしていなかったのですが、次の人事異動でAさんは降格となり子会社に飛ばされていたのには苦笑いしました(汗)」  人事権をチラつかせ愛人をゲットするはずが自分の立場すら守れなかった……。「できもしないビッグマウスな男ほど失脚していきますよね」という金子さんの言葉だけが辛辣に響いた。<取材・文/穂高あんず>
不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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