なぜ既婚者が不倫に走る? 他人事ではない2つの仮説
数々の著名人や会社の同僚が不倫によりその立場や家族を失う様子を見るたびに、「そうなることが分かっているのになぜ不倫なんかするんだろう」と首を傾げてしまう人が多い。
世間では「結婚したくせに」「倫理的に間違っているのに」など、不倫をした人に対する風当たりが強いことは広く知られているはずなのに、それでもなぜ人は不倫をしてしまうのか? 今回は不倫研究家の立場から2つの仮説を立て、紐解いてみたい。
まずは、「現役引退できないタイプ」である。ここでいう「現役」とは、「恋愛市場での現役選手」を指す。たとえ結婚したとしても、いつまでも異性からチヤホヤされたいと考えていたり、常にその時々で一番イケている異性と付き合いたいという欲求を抑えきれない人がそうだ。
芸能人でも、既婚であることを隠し独身女性と付き合っていたというバンドマンはかなり多く、彼らはこの「現役引退できないタイプ」であると言える。多くの場合、若い頃からもモテていた人が「結婚したからといって1人だけを見るのは我慢ならない、自分はもっと高みを目指せるはず」などという感情から次々と若い女性に乗り換える例も多い。川谷絵音などがその最たる例である。
ある程度の年齢まではモテてしまうことも災いし、「遊び尽くした」と本人が満足したり飽きたりするか、「子どもが生まれて育児に夢中になった」といった価値観の変化がなければいつまでも「現役」でい続けるのが厄介なタイプだ。このタイプ本人に対しては対策のしようもなく、本人が満足いくまで治らない場合も多い。そのため、もしそういったタイプの異性が近づいてきたと感じたらとにかく物理的な距離を取るしかない。
現役引退できないタイプ
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不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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