“いいね”しただけで不倫を誘ってきた…舞い上がるFacebookおじさんの末路
「Facebookおじさん」という言葉がネットで取り沙汰されるようになって久しいが、どうも中年男性と若者の間ではFacebookの使い方に関する感覚が少し異なっているようだ。
しかし、「おじさんっぽい投稿が多い」「なぜその話をFacebookに投稿する……?」という程度ならまだ問題ない。加藤晴美さん(仮名・30歳)は「Facebookでいいね、を押しただけで勝手に不倫を始められそうになりました」と眉をひそめる。「いいね」から始まる不倫とは……一体?
晴美さん(仮名・30歳)はIT系の企業に勤めており、年に数回は他の会社とのプロジェクトにも参加することがあるという。
「プロジェクトで一緒になった同世代の方とはSNSでつながることもありますが、なぜか互いのSNSのアカウントを教え合っているときに、取引先の50代の部長が話に入ってきたんです(笑)」
そのプロジェクトでは一番偉い立場にいた部長に対し失礼な態度を取ることもできずに、晴美さんは相手をせざるを得なかったという。
「でも案の定TwitterやInstagramはよくわからなかったみたいで、Facebookの友達申請が来ました。私はもうFacebookは投稿もしなくなっているのですが……まだ使ってたんだ、みたいな」
毎回プロジェクトで会う度に、部長は雑談で「あ、こないだFacebookにも投稿したんだけど~」と全員が部長の投稿を「見ている前提」で話しかけてきた。あまりにも話についていけないので晴美さんはプロジェクトの会議がある前にたまにFacebookを見るようにしていたという。
「これもまぁ、円滑に仕事を進めるためのライフハックかなと思っていました」
しかし、これがのちに面倒な事態を巻き起こしてしまう。
「部長のFacebookの投稿に対し、3回ほどいいねを押したんです。特に意味はなくて、見てますよぐらいの意味合いだったのですが、3回目のいいねを押した直後、部長からメールが届いたんです。もちろん仕事用のアドレスですよ?」
なんと部長からのメールには、「いいねをいつも押してくれてありがと (^_^;)これは俺に対する好意と受け取っていいのかな。すごく嬉しい! 早く会いたいよ!」と書かれていたそう。
「もうドン引きですよね。思わせぶりな態度を取ったわけでもないし、好意を匂わせるコメントをしたわけでもないのに。しかも仕事用のメールにそういうことを送ってくるのがうざくて、『それはありませんし、奥さんがいますよね』と返信しました」
すると部長からは、さらなる驚愕の返答が返ってきたという。
取引先の部長とやむを得ずFacebookで友達に…
3回押した「いいね」が巻き起こした悲劇
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不倫研究家。何故か既婚者に口説かれる事が多いことから不倫男たちの生態と戦略について研究している。
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