更新日:2023年04月18日 10:58
エンタメ

“脱・テレビ芸人”増加中。ロンブー淳、オリラジ中田、キンコン西野…

オリエンタルラジオ中田敦彦:アパレルブランド「幸福洗脳」を発足


 オリエンタルラジオ中田敦彦も、テレビへの出演をセーブしているのだという。レギュラー番組を続々卒業した中田が現在力を入れているのは自身のオンラインサロン「NKT online salon」や、アパレルブランド「幸福洗脳」のなどのようだ。  アパレルブランドでは「幸福洗脳」ロゴのプリントされたTシャツや革ジャンなどを販売。自身の音楽活動「RADIO FISH」のグッズを販売しようとした際、他の有名ブランドではTシャツが1万円で売れているのに対し、グッズのTシャツを1万円で売ろうとしたら「高い」「売れない」などの意見が噴出したことがキッカケだったという。  また、自身が持つYoutubeチャンネル「中田敦彦のYoutube大学」において憲法や消費税、原発といった問題に鋭く切り込む中田の姿勢はテレビでは再現できないものだろう。チャンネル登録者数は69万人を超えておりその影響力も絶大だ。

ウーマンラッシュアワー村本大輔:もともと主戦場は劇場


 ウーマンラッシュアワー村本大輔の「THE SECRET COMEDY SHOW」と題し、月額課金制の音声メールマガジンを毎週1回刊行。また「ウーマンラッシュアワー村本が言いたいことも言えない世の中に激しく言葉を突き刺し笑いで揺さぶる独演会」を各地で催すなどテレビ外での活動も盛んな村本。  2017年末に放送された「THE MANZAI 2017」(フジテレビ系)ではウーマンラッシュアワーとして北朝鮮、原発、米軍基地などのキーワードを含むネタを披露。また、2018年12月放送の同番組でもLGBTといった性的マイノリティに対する差別的な風潮への疑問提示や、平等とは何かという訴えを漫才に昇華してみせた。このような姿勢もあり、同内容の話題が疎まれることの多いテレビでの活動は現在では控えめだ。  しかしもともと、村本が主戦場としているのはテレビではなく「なんばグランド花月」などの劇場だという。世間では未だにテレビ至上主義の世代が残っているが、これからどんどん新たになっていくだろう。<取材・文/A4studio>
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