更新日:2023年04月18日 11:07
スポーツ

八村塁ら“BIG3”は日本代表を変えたのか? 田中大貴が語るバスケW杯

こんなにも成長するんだと驚き

――一緒にプレーされて、どの辺に凄さを感じますか。 田中:まず身体能力が日本人離れしています。ただジャンプするだけでもそうですが、手の長さや身長や体の幅などサイズ的なレベルが違う。そのなかで、僕がいちばん感じたのは、彼が初めて代表に入ってきたときは、まだ高校生で技術的に未熟なところが多く、正直いまのようになるとは想像できませんでした。ただ、アメリカの大学に行って戻ってきたら、別人というか、こんなにも成長するんだと驚きました。その伸びしろを考えると、今後どこまで成長するんだって感じはしますよね。 ――田中選手のプレーで、ここを見てほしいというところなどはありますか。 田中:難しいですね。例えばダンクシュートが得意な選手だったらわかりやすいと思うのですが、自分はそういうタイプじゃない。オールラウンダーというか、攻撃も守備も、どのポジションでもこなせるのが強みだとは思っているので、素人受けはしないかもしれないですね(笑)。 ※8/27発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【田中大貴】 ’91年、長崎県生まれ。長崎西高、東海大を経て’13年、トヨタ自動車アルバルク東京(当時)に入団。攻撃の起点にも、仕上げ役にもなれるオールラウンダー。SGが基本だが、その能力を買われPGでの起用も。W杯予選では全12試合中9試合にスターターとしてプレー。192㎝、93㎏ 取材・文/栗原正夫 撮影/ヤナガワゴーッ!
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表紙の人/ 松本穂香

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