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安室奈美恵引退から1年…あゆは? 宇多田は? 安室世代の歌姫たちの“今”

華原朋美:8月に第1子を出産、12月には早くも歌手活動を再開

 小室哲哉のプロデュースにより、『I BELIEVE』(1995年)や『I’m proud』(1996年)といった数々のヒット曲を世に送り出してきた華原朋美も、安室世代の歌姫の一人だ。小室との恋愛、病による芸能活動休止などなど、山あり谷ありな人生を歩んできながらも、45歳となった今年8月、ついに第1子を出産。相手は外資系企業に勤める一般男性だというが、どうやら婚姻関係にはないらしい。  このまま育児に専念するものかと思いきや、12月にはクリスマスディナーショーの開催が決定しており、恐らくはこれが復帰ステージとなるのだろう。母となった華原は今後、どのような歌声を聞かせてくれるのか、ファンならずとも期待したいところである。
華原

12月のクリスマスディナーショーは毎年の恒例イベントだが、今年は例年以上に関心を集めそうだ(画像は公式サイトより)

aiko:6月にシングルコレクションを発売、10月からは全国ツアー開始

 浜崎、宇多田とともに1998年にデビューを果たした歌姫には、シンガーソングライターのaikoもいる。音源制作もライブ活動もコンスタントに継続しており、今年6月には自身初のシングルコレクションアルバム『aikoの詩。』をリリース。10月からは全32公演のライブハウスツアーが幕を開け、43歳になっても攻めの姿勢は失われていない。  また、aikoといえば2014年の『NHK紅白歌合戦』に落選した際、Twitterにて「ちっきしょーーーーー!!!」と悔しさを露にしていたが、昨年の紅白では5年ぶりにカムバック出場。代表曲の『カブトムシ』(1999年)を披露し、その健在ぶりを世間にアピールしていた。

椎名林檎:5月にニューアルバムをリリース、プロデュース業も盛ん

 最後に紹介するのは椎名林檎。実は彼女も1998年デビュー組だ。今年5月にニューアルバム『三毒史』を発売したが、オリジナルアルバムとしてはこれが6枚目であり、20年以上のキャリアを持つ割には、作品数が意外に少ないと思う人もいるだろう。しかし彼女は2012年まで5人組バンド・東京事変でも活動していたし、SMAPや柴咲コウといった別アーティストへの楽曲提供も目立つので、決して寡作というわけではない。  8月に開かれた「東京2020パラリンピック1年前カウントダウンセレモニー」では音楽プロデュースを担当し、自身もパフォーマーとして参加した椎名。この国の音楽シーンを、これからも支えていってくれそうだ。

 ――アーティストとして美しすぎる引き際を見せた安室に対し、まだまだ歌い続けてくれそうな5人の歌姫たち。ファンたちは、また新たな名曲が誕生するのを心待ちにしているのである。<文/A4studio>
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