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甲子園のエース・島袋が6年で戦力外通告。プロで輝けなかったスターたち

6球団の競合…大石達也は引退を決断

大石達也

画像:埼玉西武ライオンズ公式サイト

 今シーズンも所属球団から戦力外を通告され現役引退を決意したプレーヤーが伝えられている。埼玉西武ライオンズの大石達也も先日、プロのユニフォームを脱ぐことを発表した。  甲子園経験はないものの、早稲田大学時代ではリーグ通算60試合に登板するなどその実力を開花させた。斎藤佑樹、福井優也らとともに、2010年のドラフト会議では大物選手としてその動向がファンの関心の的となる。実に6球団からの1位指名を受け、抽選の結果、西武への入団が決まった。大学時代同様、リリーフ投手としての期待が大きく、入団2年目には8セーブを記録するも、勝利数は9年間で5勝に止まった。  大卒ルーキーとして鳴り物入りでの入団だったが、そのポテンシャルを存分に発揮するには至らなかった。今後は西武球団の職員として残る予定だという。

18年のプロ生活。寺原隼人も引退

寺原隼人

画像:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

 東京ヤクルトスワローズの寺原隼人も先日、選手生活にピリオドを打った。18年に及んだプロ選手としてのストーリーは十分にやり切ったものと言えるはずだ。それでも、怪我に悩まされた時期もありトレードやFAで計4度の移籍を経験するなど、決して順調なものではなかったのではないだろうか。  日南学園から福岡ダイエーホークス(当時)に入団、1年目から先発投手としての期待が高く、高卒ルーキーで6勝を挙げる。多くのファンがその150kmを越える速球に魅せられ、豪腕投手としての明るい未来を描き続けた。しかし、足首の靭帯断裂などの大けがに見舞われ成績は低迷、入団から5年でトレードにより横浜ベイスターズへ移籍となった。  その後はオリックス、古巣であるソフトバンクへと渡り、昨年の日本一決定の翌日、戦力外通告を受ける。先発、リリーフと様々な役割をこなしてきたベテランは、ヤクルトスワローズの一員となった今季が選手としての最後のシーズンとなった。 ――プロ野球選手としての足跡は様々だ。ただ、十分にやり遂げたといえる選手は一握りであり、力を出し切れなかったプレーヤーのほうが間違いなく多いだろう。そして、現役を退くその時は誰にでも、必ず訪れる。  我々ファンは可能な限り、プロ入団から引退までを見続け声援を送ることしか出来ない。それでもその一瞬一瞬の生き様を焼き付け、精いっぱいの拍手を送りたい。<文/佐藤文孝>
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