恋愛・結婚

水商売女性が語るモンスター客。ハグを断ると「最低だな、デブ」と…

お金を支払う側だからと言って、何でも許されるわけではない

吉沢さりぃ

札束を手にホクホクの筆者(吉沢さりぃ)だが…

 筆者も地味に水商売のバイト歴が長いが、いちばん嫌なのは約束を破られることだった。  同伴することを約束に、ライブとご飯(約4時間弱!)に付き合ったが、店に向かうエレベーターの中でハグを迫られたので拒否したところ、相手が「帰る! ふざけんな!」と激高。「ハグもしないやつの店には行かない!」の一点張りで、そのまま帰ろうとしたのだ。  最初はなだめようと必死だったが、だんだん頭にきた。帰る彼を追いかけ、荷物を引きちぎる勢いで引っ張った。だが、ビクともせず「お前は性格が悪い!」「飲み代とチケ代が無駄!」と吐き捨てるように言い放ち、本当に帰ってしまったのだ。  彼の「奢ったんだからハグぐらいしろ!」という言い分もわからないではないが、こちらとしても同伴という約束がなければ、わざわざ彼とライブやご飯にも行く理由はない。  結局、店に遅刻した挙げ句、同伴出勤できずに気まずい思いをした。さらに、罰金まで支払わなければいけなくなったのだ。  極めつけは「最低だな、でぶ」というLINEを送ってきたことだ。彼が色んな店に通い、たくさんの女のコから「そこそこカネを使うが、あいつは面倒くさい」と影でウザがられている理由が改めてよくわかった瞬間だった。  水商売の女性だからと言って、見下してはいないか。お金を支払う側だからと言って、何でも許されるわけではない。この記事を読んでドキッとしたあなた。今後は要注意だ。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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