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上司にしたい女性No.1、カーディ・B。強面ラッパーをディスり倒す

『リズム+フロー』

『リズム+フロー』

上司に言われたいパンチライン炸裂のラップ番組

 この連載イン・ダ・週刊SPA! 俺のお気に入りイズ・ウータンクラン! 三度の飯よりフレッシュなライムをラップしていただくヒップホップが好きな男、ワンメディアの明石ガクトだ。  最近ヒップホップの番組増えたよね? 明石ガクトって人、R‐指定に似てるよね? って思ったSPA!読者の皆さん、ちょっと待って。君は今、ヒップホップという荒れたオフロードの入り口に立っている。  この新しい音楽の理解を深めるのにうってつけな番組が『リズム+フロー』だ。  全米でオーディションを開催し、勝ち残った新人を業界のスターがデビューさせるというアメリカンドリームな番組だ。みんなにこれだけは覚えて欲しいのは審査員の一人「カーディ・B」は僕が今、上司にしたいアーティストNo.1だってこと。  カーディは日本でいうと渡辺直美と指原莉乃を掛け合わせ、そこに椎名林檎のカリスマ性を足した、稀有な存在。僕らは彼女から学ぶべきことがたくさんある。強面のラッパーが並ぶ中、カーディはチャーミングな語り口ではっきりと「あなたに売れる要素はない」と言い切る。  ヒップホップの世界においてツラい生い立ちや厳しい環境みたいなストーリーは当たり前、だからこそマーケットを獲れる差別化要因が大事。そんなハードコアなメッセージをカーディは、言われた側のプライドを傷つけないような軽妙な言い回しで参加者たちに問い続けるのだ。  まさに理想の上司! カーディに会議室でゲキ詰めされたい! 部下や同僚とのコミュニケーションで大事なことを言いたいけど伝えられない、そんな人は今すぐチェケラ! してくれYO! ●『リズム+フロー』 新たなヒップホップスターを発掘するNetflix初の試みのオーディション番組。ハングリーな男女が競い合う’82年、静岡県生まれ。動画メディア「ONE MEDIA」CEO。最新刊『動画の世紀 The STORY MAKERS』(NewsPicks Select)が発売中

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