更新日:2023年05月15日 13:11
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「#帰省ブルー」がSNSで話題、“帰省できない”ことが憂鬱な人も…

帰省したくてもできない人も

帰省 「年末年始の帰省が憂鬱」という声は毎年この時期になるとネット上でも多くあふれるが、一方で俳優の松本洋一さん(@you1_my_)は「帰省したくてもできないのが憂鬱」と話す。俳優という特殊な仕事ゆえ、両親との関係など、何か帰省しづらい背景などがあるのだろうか? 「帰省した際に両親から掛けられる言葉は、ごく一般的なものです。たとえば、飯食ってるかぁ~、ちゃんと(お金を)貯めてるかぁ~、そろそろ帰って来てもいいんじゃない? って」(松本さん、以下同)  俳優とはいえ、我々とさほど変わりはないようだ。しかし、直近10年間で年末年始以外を含めても帰省することができたのは2回のみ。しかもその2回は親の病気と祖父の葬儀によるものだったという。実は、帰省したくてもできない大きな理由は「金銭的な問題」だと話す。 「実家が福岡ということもあり、帰省するのであれば飛行機を使うことになります。もちろん、他の交通手段もありますが福岡ともなればそこまで値段は変わりません。金銭的に余裕があるなら帰省しますが、無理して帰省してもな、と。ちゃんと余裕の中で帰省できてこその帰省だと思っていますので」  だが、10年で2回の帰省は少ない気も……。寂しくなったりはしないのだろうか? 「そもそも俳優になる時点で、親の死に目には会えないと覚悟して家を出ています。東京でしっかり俳優業をやることが親孝行かなって。父と母の息子として、今自分が生きているこの場所で、地に足をつけて頑張りたいです。とはいえ最近、そろそろ顔を出したいとは思っていますね」  10世帯分のお年賀を持って謎のゲームをやらされる帰省、帰省したくてもできない……人それぞれの帰省にまつわる苦悩があるようだ。<取材・文/松本果歩>
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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