恋愛・結婚

初婚率はわずか0.7%…50歳超の婚活が「イバラの道」な理由

「応援したい」と周囲から思ってもらえる人は結婚できる

 婚活という言葉ができてから、「結婚」が目的になってしまっている人が多い気がします。しかし、本来はこの人を大切にしたい。こんなに素晴らしい人を支えたい。そんなパートナーシップの中の一つの形が結婚なのではないでしょうか。 女性 例えば、あなたが無条件に何のメリットもなく応援し続けるアイドルのファンだとします。あなたは、そのアイドルの人間性、努力をする姿、舞台裏の素顔などを見れば見るほど応援したいと感じるのではないでしょうか。そして、もしそのファンにとってあなたという存在が価値ある人間で、あなたに魅力を感じ、アイドル自身もあなたを人として応援したいと感じたら、イチファンというポジションから恋人や旦那というポジションに変わっていくはずです。  言い換えれば、結婚相手とは誰よりもあなたのファンだということです。  もし、「自分なんて……」「自分には価値がない」などというマインドを持っていたら、その人の言動はきっとネガティブなものになるでしょう。そんなネガティブで自分に魅力がないと感じているあなたのファンになる人がいるはずがありません。  50歳を過ぎた男性は潜在意識の領域で、「失敗したくない」という大きな壁を作っており、失敗して傷つくことを恐れています。もう「50歳だから」というコンプレックスを持っており、そのためにプライドが高く見えてしまったり、頑固に見えてしまったり……さまざまな鎧を纏っているため、他人から見たときに、「この人を応援したい」と思ってもらいにくくなってしまいます。 「結婚したいはずなのに……やたら『あるべき論』を振りかざす男性」。  たとえ年齢を重ねたといしても、魅力的な人というのは、「素直」であるという共通点を持っています。「こうあるべき」などの固定概念を持たず、さまざまなチャレンジをできる自分でいることこそ、今の自分の魅力に気がついてくれる人を見つけるためには必要です。  私は50歳を越えても幸せな結婚をしたいとチャレンジしている人をとても素敵だなと感じています。ただ、そのチャレンジがちょっとうまくいかない人は、もしかしたら上記の共通点があるのではないでしょうか。  ぜひとも2020年のオリンピックを一緒に見る相手を見つけてほしいです。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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