恋愛・結婚

モラハラ彼氏に洗脳されていた女性「ブス、豚は当たり前だった」

自分にとってはモラハラでも、彼氏にとっては普通のこと

無理「もう別れたいって告げたら、泣かれました。私がモラハラだと感じている言動も、彼にとっては普通のことなので、別れる理由として納得できないらしいんです。  友達の彼氏との違いに『あなたがおかしいって気がついた』って言ったんですが、今度は『お前の友達がおかしい』『俺は俺』って話になっちゃいました。別れたくはないのに、直す気がないところが彼らしいですけどね(苦笑)」  無理やり別れることは困難だと感じた結衣さんは、だんだんと距離を置き、時間をかけてフェードアウトしたという。 「彼といた5年間ですべてがマイナスとは思いませんが、モラハラをモラハラとも気づかず、口答えするのも面倒でだんだん自分の意見や意思がなくなっちゃってたんですよ……彼と付き合っていたときは『可愛く思われたい』というより『この髪型やファッションは嫌いだったな』とか、彼主体だったんです。好かれたいのではなく、怒られたくないって。  別れてからは好きな格好が出来るし、自由に髪型も変えられる。そんな些細なことが本当に幸せだと感じました。マインドコントロールに近かったのかな。今は家族や友達にも『最近、明るいね』って言われます。しばらく恋愛はコリゴリです(笑)」  日常に潜むモラハラ。彼女や妻との付き合いが長くなるほど、感覚は麻痺しがちだ。あなたは自分でも気づかないうちに“モラハラ”していませんか――?<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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