仕事

テレワーク推進でも「絶対に無理」な人々の嘆き「現場仕事はどうすんだよ」

職種・業種によって大きな差

テレワーク調査

平成30年・テレワーク人口実態調査(国土交通省)

 平成30年・テレワーク人口実態調査(国土交通省)によると、テレワークの普及度は業種・職種によってかなりバラつきがある。  サラリーマン36450人のうち、「テレワーク(普段の仕事場と違う場所で仕事)したことがある」割合が多い職種は、管理職(33.2%)、営業(29.2%)、研究職(28.7%)がベスト3。  一方で、少ないのは運搬・清掃・包装等従事者(4.5%)、生産工程従事者(5.0%)、販売(5.7%)、農林漁業(6.1%)等々…。工場、販売店、飲食店、病院や施設などで働いている人は、そこを離れたら仕事にならないのは当然だ。  つまり、一部のデスクワーカーにしか、テレワークは「そもそも無理」なのだ。  やむを得ずいつも通り仕事に就かなければいけない人たちもいることを理解した上で、対策や保障などを定めてもらいたいものだ。<取材・文/松本果歩>
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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