恋愛・結婚

新型コロナが婚活業界に及ぼす悪影響…震災後は結婚が増えたのになぜ?

「ハプニング」をチャンスに変えるためには?

 それではなぜストレスによる心理的バイアスが婚活に悪影響を与えてしまっているのか。それは現状の受け止め方が、人によって大きく異なってしまっているためです。 結婚式 相手は新型コロナウイルスに強い不安を抱えているのに、自分は何の根拠もなく、「自分はコロナにかからないような気がする」となってしまうと、配慮のなさからきっと嫌がられてしまうことでしょう。  実際、「自分は大丈夫」と話していた男性と、とても気にされている女性がマスクをしてお見合いをしたというケースでは、少し様子を見れば女性のほうはまだ不安を抱えているということはわかるはずなのに、男性が適切な対応をしなかったため、結果的に「男性はまったく配慮がなかった」と女性からフィードバックされたこともありました。  こうした非常事態には人の価値観や性格が普段以上にあらわになってしまいます。そのため、だんだんとお互いのことを知っていければ受け入れられたかもしれない違いが、初対面から強烈に伝わってしまい、残念ながらご縁が続かないケースが増えてしまっているわけです。  恋愛は「タイミング」「フィーリング」「ハプニング」といいますが、まさしく今回は「ハプニング」にあたります。こうした状況だからこそ、「どう対応するか」がとても大切です。  新型コロナウイルス騒動以降、結婚相談所の入会は全体的に減少傾向にあるそう。だからこそ、今、婚活を諦めずに行っている人はとてもチャンスだと感じています。  皆さんは日常が変わりつつある今、自分の時間をどのように使っていますか? 今回の騒動が落ち着きを見せたとき、「自分自身がどうなっていたいか?」を考え、動き始めることこそ、幸せな将来を手にいれるために必要なことだと感じています。
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Twitterアカウント:@yamamotosaori_
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