外出自慢する輩の雑音にウンザリ…被害者たちの怒り
4月7日、安倍晋三首相が緊急事態宣言を発出した。「人との接触を8割減らす」ことを目標に現在、外出自粛の要請などが出されている。
飲食店を運営する企業で経理部に所属する鈴山真一さん(仮名・30歳)は言う。
「緊急事態が出されてからもテレワークにはならないので、みんな仕方なく会社に来ています。まあそれはいいんですけど、50代上司の『中二病』みたいな言動にまじでうんざりしていて。
デスクが近くなんでよく僕に話しかけてくるんですけど、『昨日家に女の子呼んじゃったよー』とか『キャバクラ3店はしごした』みたいなことを仕事中、延々と言ってきます。多分、『自粛なのにですか?』って返して欲しいんだろうけど、最近は『はあ』としか言わないです(笑)
実は緊急事態が出された直後は実際に『今ですか!?』といった返答をしました。そしたら『いや、みんなビビリすぎ』や『日本人は右へ倣え精神だからなー』みたいなことを偉そうに得意げに語ってきて。正直、『さっさとコロナになりやがれ!』って思ってます……」
鈴山さんの話しを聞いているだけでうんざりするが、相手は中二っぽいとはいえ上司。「うるせえよバカ」などと返答できないのが辛いところだ。
また、別タイプの自慢に苦しむ犠牲者もいる。神奈川県内の立ち飲み店で働く大澤賢さん(仮名・29歳)が話す。
「うちのお店は今、夜の営業はストップしてますけど、昼はやってるんですね。そこに来る客で、多分60歳くらいのおじさん。この人、平熱自慢がうざくって(笑)。というのも僕がその客にハイボールを運んでる途中、空咳をしたんです。そしたら『なんだ!?コロナか?』と絡まれて。
そこからは『オレは平熱35度だぜ』『この前は34.4度だった』とかどうでもいいことばっかり話してくる。『オレは頑丈でコロナにならないぜ』みたいなことを言いたいんでしょうが、本当に34.4度だったら別の病気なのでは? という感じですよね。若者だけじゃなく、暇な年寄りにも『ステイホーム!』ときつく言って欲しい」
外出自粛要請といっても強制力は無く、近頃話題のテレワーク勤務ができない職に就く人からは「接触を減らすなんて無理」との声が挙がっている。しかし中には、接触を減らす努力をせず、あろうことかそれを自慢する輩もいるとか。
50代の中二病上司
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