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与沢翼、月3万5000円の質素倹約生活。「腹八分で満足する習慣が大事」

欲望の暴走を止める。「必要十分」で満足できる人は強い

 ピンチのときに必要なことは取捨選択です。今こそ、本当に自分にとって不可欠なものだけを残し、人生において必須でないものとは「おさらば」する必要があります。それが、際限なき危険な「欲望」の排除です。  日本在住時代の私は一種の欲望の中毒になっていました。お酒を飲んで気持ちよくなりたい、お金を稼いで湯水のように使いたい、権力と名声を手にしたい。このような人間が持つ欲望に忠実に、その赴くままに時間とお金の許すかぎり行動していました。  しかしよくよく考えてみると、お酒を飲んで気持ちよくなった翌日にやってくるあの気持ち悪さと気だるさは果たしてよい生活習慣なのか。何も解決していないのにただ時間とお金だけが消えていくあの時間は本当の成功を掴つかむために何かプラスになっているのか。いくら稼いでもみじめな感じしかしない金銭に対する枯渇感は満たされることはあるのか。権力と名声で得たのはコンプレックスを埋めるためだけのものではないのか。深く考えてみればみるほど、どれも必要のないものだと確信に変わっていったのです。  必要以上の欲望をまず取捨選択しておくことが大切で、コツとしては「必要十分で満足する習慣づくり」です。「腹八分目」と言いますが、満腹を目指そうとしないこと。八分で常に満足の最大値を迎えるように自分を癖づけしていきます。  たとえば、私は4年落ちのフェラーリとロールス・ロイスに今も乗っています。昔は新型が出るたびに乗り換えていました。そうでなければ満足できなかったのです。「型落ちはダサい」というのが自分の口癖でした。ですから、古くなっていく車で深く満足している今というのは私にとっての腹八分に相当するということです。古くなるほどにとても大切に感じています。  腹八分と禁欲は違います。欲を持てるのは生きている証拠、成功のための原動力です。だからそれを禁止することはありえません。私が強調したいのは欲望の暴走を止めろ、ということ。  ものを大切にし、1人の女性と深く向き合い、ほどほどのお酒と定期的な旅行で幸せを感じることです。プライドや見栄、自尊心は1円の得にもなりませんから、誰かに評価されることを求めてもいけません。身近な人が評価してくれるようになったらそれが最上の腹八分目です。  人生には必要なものがたしかにあります。過度な質素倹約や禁欲を勧めるつもりは毛頭ありません。しかし、外出の自粛が求められ、これまでの経済が崩壊する可能性がある今、必要以上のものはすべて捨てるというのが正しい態度です。腹八分で満足できるようになれば、いろいろな価値を併存させ、活力をもって生きることができるようになるのです。
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