与沢翼、月3万5000円の質素倹約生活。「腹八分で満足する習慣が大事」
あの与沢翼が再び帰ってきた――。「ネオヒルズ族」「秒速で1億円稼ぐ男」と呼ばれていたものの、法人税滞納でまさに無一文に転落。そこから4年で純資産70億円を築き上げ、地獄の底から復活した与沢翼。これまでのあらゆる体験から辿り着いた「お金と幸せの最終結論」をまとめた『お金の真実』(宝島社)が4月23日に発売され、話題沸騰中だ。
4月中旬に与沢さんがツイートするやいなや、Amazon総合ランキングにランクイン。「あつまれ どうぶつの森」の攻略本に阻まれたものの、すべての本における総合ランキング3位、ジャンル別では「株式投資・投資信託」「一般・投資読み物」「投資・金融・会社経営」で現在も1位を獲得し続けるなど、発売前からブチ抜く結果を出している。世界中で新型コロナウイルスが蔓延し猛威を振るっているなか、どんな暮らしをし、何を考えているのか。今、与沢翼が日本に向けて語る――。
過去の金融ショックに相当する大きな株価下落に加えて、新型コロナウイルス感染拡大を防止するべく、渡航禁止やイベント開催自粛、飲食店の営業禁止、東京オリンピックやドバイ万博の延期に至るまで、ウイルスへの対抗策が世界中を巻き込んで日に日に強化されています。
私が今住んでいるタイ・バンコクでは、日本以上に厳しい外出規制や入国制限が行われているほどです。これらの急激な予防措置は経済活動をひどく停滞させる結果となり、すでに倒産する企業も出てきている状況です。まるで世界経済の崩壊とも思える不穏な事象がいくつも生じているのです。
グローバル経済の前提となっていた国境を越えたヒトとモノの行き来は滞り、あらゆる企業活動が厳しく制限されているため、多くの企業の業績悪化は避けられない状態にあります。まるで映画を見ているかのような世界が忽然として私たちの前に姿を現したのです。
このような厳しい現状にあって、今、私たちが取りうる姿勢は2つです。
テレビやニュースを見て、状況が回復することを願いながら傍観し続けるのか、逆は貯めておくということです。儲けるのはそのあとです。
私は現在、日本円に換算すると年間5億円から15億円程度の収入を得ています。金額に差があるのは個人事業で安定せず、かつ、投資収益には年度間で大きなばらつきがあるためです。
今、私自身がバンコクでひと月に使うお金はだいたい1万バーツ、日本円でわずか3万5000円程度です。主な使い道は近所のコンビニエンスストアで約150円(45バーツ)のコーヒーを毎日買うこと。銀行で1万バーツをおろすと、夜遊びもまったくせずに、そのお金だけで1か月間過ごしています。テレビなどで部分的に見せている派手な生活は、あくまでもエンターテインメントです。
ひと月3万5000円の質素倹約生活
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『お金の真理』 無一文から純資産70億円―完全復活の秘密をすべて明かす!幸福を呼ぶマネー論 |
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