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テレワークで腰が痛い!「ろっ骨ほぐし」で腰痛ケアを

外出自粛はじわじわ腰にもダメージを与える

テレワーク

同じ姿勢で座っている時間が増えると……(イメージ写真)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令された。これを機に、テレワークに移行を余儀なくされた人も多いだろう。  テレワークの場合、通勤の負担は減るが、朝起きて朝食をとり(仕事スイッチを入れるために、服をちゃんと着替える人も多いと聞く)、そのあとパソコンをいったん開いたら、一日中パソコンの前に座って、気がつけば終業時間なんてことも。食事も飲食店が休業しているケースが増え、3食すべてを自宅で摂っている人がほとんどだ。  これまでは、運動習慣のない人でも、通勤によって最低限体を動かす機会があった。しかしテレワークに移行してから、同じ姿勢で座っている時間が圧倒的に増えたのではないだろうか。そうなると、最小限の動きしかしないから、体は知らず知らずのうちに衰えていくのは当然だ。  なかでも「腰痛」に悩む人が急増しているという。

腰痛の元凶は「ろっ骨の固さ」!?

『腰痛を治したけりゃろっ骨をほぐしなさい』

『腰痛を治したけりゃろっ骨をほぐしなさい』(アスコム)

 3月に、『腰痛を治したけりゃろっ骨をほぐしなさい』(アスコム)を上梓した、腰痛トレーニング研究所・さくら治療院院長の川口陽海さんは、腰痛になる一因は、同じ姿勢や運動不足がもたらす「ろっ骨の固さ」にあると指摘する。 「テレワークによって座る時間が増えると、姿勢がどうしても猫背気味になります。いまこの記事を読んでくださっている方も、猫背姿勢で読んでいるのではないでしょうか。そこに極度の運動不足が重なると、肺を取り囲むろっ骨が、ガチガチに固くなってしまいます。実は肺は自ら膨らんだり、縮んだりすることができません。ろっ骨が柔軟に動くことによって肺を伸縮させ、私たちは呼吸できています。そのため、ろっ骨周辺の筋肉が固くなってしまうと、どうしても呼吸が浅くなってしまうのです」  なぜ、呼吸が浅くなると、腰痛が発症してしまうのか? 川口さんは1万人に及ぶ腰痛患者さんを施術してきた経験と最新研究をもとに、血液によって運ばれる「酸素の不足」が腰痛を引き起こす要因だと突き止めた。 「ろっ骨が固まり、呼吸が浅くなると、新鮮な酸素を十分に取り込めません。すると、自律神経が乱れて、全身の細胞が酸欠状態に。同じ姿勢によって慢性的なダメージを受けている腰は、とくに酸素不足の影響を受けてしまいます。筋肉は酸素が不足すると、発痛物質という痛みの原因物質を作り出すことがわかっています。これが同じ姿勢を継続することで発症する腰痛の原因です」
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1分でできるろっ骨ほぐし
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