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FC琉球・小野伸二「自分と合わない人ほど仲良くしてみると面白い」

 新型コロナウイルスにより、自粛が強いられる中、多くのアスリートが新型コロナウイルスの終息へ向けての取り組みや、ファンとの交流のためにSNSを通じてさまざまなメッセージを発している。もはや現代人にとって必須ツールともいえるSNSだが、炎上などのリスクを孕んでいることも事実である。小野伸二にとってのSNSとはどんな存在なのだろうか。

最終回:自分と合わない人ほど仲良くしてみると面白い

 プロとしてやっている以上、褒められることもあれば、ヤジられることもたくさんあります。ピッチの上ではそういった声がダイレクトに耳に入ることは珍しくありません。そういった意味では、言われることに慣れているのかもしれませんね。  顔が見えなくても言葉を発することができるSNSが普及し始めたことで、いろんな声が耳に入ってくる機会が増えました。皆が皆、僕のことをいいと思うはずはありません。  僕は昔からファンレターとか、こまめにチェックしていたので、そのノリでSNSもほとんどチェックしています。書き込まれているのがポジティブな意見ばかりであれば嬉しいのですが、そんなことは、ありえませんよね(苦笑)。  ネガティブな発言を目にすると「なんでこんなことを言われなくちゃいけないんだよ」と、イラッとすることもあります。でも、もう一度読み直してみると、意外と細かいところまで見ているんだなって感じることも珍しくないんです。だから「この人は自分のことをよく見てくれているんだな」って、ポジティブに捉えるようにしています。どういう意見であれ、時間を使って僕のことを書いてくれるというのは、“小野伸二”を見てくれているわけです。本当に関心や興味がなかったら反応しないと思うんです。  いろんな考えの人がいるということは理解しています。そのことをちゃんと理解できるようになったのは、オランダにいたときからですね。試合やプレーに対する考え方が日本人とは違っていて、そういう世界に身を置けたことも大きかったんじゃないかと思います。  誰に対しても意見を言えることって、SNSのいいところだと思います。ただし、人を傷つけるような発言は意見じゃない。そういう言葉を投げつけるのは、絶対にやめてほしいとも思います。やっぱりネガティブな発言は気持ちがいいものじゃない。言われて嬉しいと思う人はいないはずです。
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自分と合わない人ほど仲良くなってみたい
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