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スマホをドンブリに入れるだけ。音質を劇的によくする方法をプロが判定

 新型コロナウィルスの感染拡大は一時期より落ち着きを見せ、5月25日にはすべての都道府県で緊急事態宣言が解除となった。しかし、感染拡大第2波の可能性も懸念されるなか、引き続きしばらくの間は不要不急の外出には注意が必要。リモートワークが可能な人は在宅での仕事が続きそうだ。
リモートワーク

※写真はイメージです

 そんなリモートワーク中の楽しみの一つとして、音楽やラジオを聴きながら仕事をしている人も多いのではないだろうか。といっても、本格的なスピーカーが家にあるという人はごく一部で、サブスクを利用しつつ、スマホのスピーカーで音楽を聴いているという人がほとんどのようだ。  スマホの音質も決して悪くはないのだが、せっかく自宅でゆっくり音楽を聴く時間があるのなら、スマホのスピーカーにひと工夫加えて、よりよい音を楽しんでみてはいかがだろうか。そこで、音が響きやすくなるという紙コップやガラスボウル、どんぶりを利用した「巷で話題のスマホの音をよくする方法」から、音が良くなると人気のスマホスタンドまでを一挙に試し、プロのミュージシャンにその音質をジャッジしてもらった!  今回協力してくれたのは、ロックバンド・SCOOBIE DOのドラマーとして活躍するオカモト”MOBY”タクヤ氏。 moby 音の分離がわかりやすいという基準で選び、聴き比べてもらった曲は、MOBY氏がドラムを務めるSCOOBIE DOの最新楽曲『Have A Nice Day!』と、昨秋に50周年記念リマスタリング盤がリリースされたThe Beatlesの『Here Comes The Sun』だ。 『Have A Nice Day!』はドラム・ベース・ギター・ヴォーカルの個々の音がよいバランスで振り分けられ、やや丸みがある耳に馴染みやすい音質が特徴だという。  そして『Here Comes The Sun』は印象的なアコースティックギターとハーモニー、ヴィオラ・チェロ・コントラバスのストリングスと木管楽器類、さらには当時最新機器だったモーグ・シンセサイザー(数々の名曲を生み出したアナログシンセサイザー)も入った、クラシック、ポップス、それに現代音楽が融合された名曲。  以上の2曲を「深めの紙皿に入れる」「紙コップに入れる」「ガラス製のボウルに入れる」「陶器のどんぶりに入れる」「スマホスタンドに置く」の5つの方法で聴き比べた結果が以下の通りだ(以下「」内はMOBY氏のコメント) 材料一式

何も使わずに聴く

 まずは何も使わずにフラットな状態で聴こえ方を確認。 『Have A Nice Day!』 「シャリッとした音質。昔のポケットAMラジオから聞こえてくるような印象……」 『Here Comes The Sun』 「50年以上前に録音されたものとは思えない、2020年春の在宅モードな世にも瑞々しく鳴り響く名曲! 思わず太陽を浴びに外に出たくなりますが、この曲を聴いて我慢ですね……。と、楽曲はもちろん素晴らしいのですが、何もない状態だとやはり昔のポケットAMラジオから聞こえてくるような広がりのない音ですね」

深めの紙皿に入れる

紙皿 『Have A Nice Day!』 「何もない状態から、薄皮を一枚剥がしたようなくっきりした印象。中低域がちょっと強調された感じ」 『Here Comes The Sun』 「同じく薄皮を剥がしたような感じなんですが、“紙の肌触り”的な印象も。個人的には音をやさしく持ち上げてくれた聴感なので、ちょっと好きです」

紙コップに入れる

紙コップ『Have A Nice Day!』 「何もない状態よりも音が逆に遠くなってしまった。低域は持ち上がった感じだが、ヴォーカルが完全に埋もれてしまった。トンネルの中に入ったような、あるいはまさに紙コップを使った糸電話のような感じの音」 『Here Comes The Sun』 「なんだか水槽の中から音が鳴っているような印象。『Here Comes The Sun』が『Here Comes The Rain』になってしまったような……」
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どんぶりはコスパ最強!?
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