仕事

風俗嬢のコロナ禍、支援団体に届く声。150万円の月収が5万円に

「収束したら仕事に戻りたい」女性が多い

 では独身で若い世代の風俗嬢の相談で多かった事例は何か。 「20代は家賃の滞納の悩みが多いですね。20代前半で、デリヘルやソープで働いて月収50~60万円を得ている女性が、休業によって月収5万ぐらいになってしまい、15万円の家賃を払えないという相談がありました。貯金もほとんどないというので、家賃の一部を補助してもらえる住居確保給付金の利用を勧めました」  コロナ禍で、性風俗で働く女性が激減するかと思いきや、「収束を待って続けたい」という女性が多いという。意外といえば意外だが、「この仕事しかない」と思い込んでいたり、昼の仕事に転職が難しいと考えている女性たちが多いのかもしれない。<取材・文/夏目かをる>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
1
2
おすすめ記事