ユニクロ「エアリズムマスク」は夏に不向き。本当に涼しいマスクは?
ファッションYoutuberのまとめです。普段はアパレル会社を経営するかたわら、ユーチューブやSNSなどを通じて、ファッションに関する役立つ情報を発信しています。
今回は話題のアイテム、ユニクロのエアリズムマスクを実際に購入してレビュー。他ブランドのマスクも5点購入してきたので、その中からオススメの2点とエアリズムマスクの計3点を紹介します。本音でお伝えするので、エアリズムマスクは買ったほうがいいのか、他ブランドのマスクはどうなのかが丸わかりになります。
マスクはもう手放せない存在になってしまったので、できるだけベストなアイテムを選びたいですよね。この記事であなたに合うマスクが見つかると嬉しいです。
今回、紹介するアイテムはこちらの3つです。
・ユニクロ/エアリズムマスク
・BEAUTY&YOUTH/【別注】I AM MASK
・アトモス/3D ロゴ マスク
まず、最初に紹介するのはユニクロのエアリズムマスク。
パッケージを開封した際の第一印象は「かなり分厚い」です。以前、紹介したユニクロUのエアリズムコットンオーバーサイズクルーネックTシャツと比較しても、1.5倍ほどの厚さを感じます。なので、通常のマスクやエアリズムインナーをイメージしている場合、かなり違った印象を抱くでしょう。
機能面でも、たとえばエアリズムインナーだとドライ機能や接触冷感、抗菌防臭など8つの快適機能がありますが、エアリズムマスクにはそのような機能はありません。
このマスクの主な特徴としては3つ。1つ目はマスクとしての防御性能。細菌や花粉などを99%カットするフィルター機能に加え、紫外線を90%カットするメッシュ素材が使用されています。2つ目は繰り返し洗って使えること。3つ目がなめらかな肌ざわり。鼻や口に当たる内側部分にエアリズムを使用することで、なめらかな着け心地を実現しています。
また、フィルターとメッシュ、エアリズムの3層構造になっているため、この分厚さにつながっているようです。
今回、SMLの3サイズ購入してきました。Sサイズは「子供用サイズ」。Mサイズは「普通サイズ」と思いきや、「小さめサイズ」になっています。そして、Lサイズが「普通サイズ」という表記です。
実際に着用してみます。ちなみに僕の顔の大きさは普通かちょっと大きいぐらいです。
Lサイズを実際に着用すると、相当大きく感じます。
次にMサイズ。表記上は小さめサイズですが、個人的にはちょうどいいと感じるサイズ感です。
Sサイズも着用してみます。子供用なのでゴム部分が短すぎて、耳が引きちぎれそうです。
平均的か少し大き目な顔の大きさだとMサイズがちょうどいいのでオススメ。
シルエットを見ていくと、平面的なマスクと違い、エアリズムマスクはかなり立体的な構造で、鼻や口にマスク自体が付かず、着用時の窮屈さはありません。ただ、息のしやすさや声の通り方には窮屈さを感じます。
エアリズムには涼しいイメージがあると思いますが、着用してみて涼しさや通気性のよさは正直あまり感じられず、「夏用の涼しいマスクか?」といえば、まったくそんなことはありませんでした。
徐々に暑くなり、マスク着用の生活がかなり苦しくなってきたので、個人的にはエアリズムマスクが発売されると聞いた際に「夏用マスク」を期待していましたが、その点では期待外れ。なので、現在も欠品が続き、かなり人気のようですが、「夏用のマスク」を期待している方は急いで買う必要はありません。
ちなみにユニクロのオンラインサイトを確認しても夏用との記載はありません。ただ、フィルター機能はかなり高水準なので夏用ではない高機能のマスクがほしい方にはオススメです。
実は夏にまったく向かない「エアリズムマスク」
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株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。ユーチューブ「まとめチャンネル」などでオシャレ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中!(オフィシャルブログ「「CTHY MAGAZINE」)
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