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『半沢直樹』『親バカ青春白書』…夏ドラマ、業界人が本当にオススメするのは?

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月クールの春ドラマが続々と放送を延期。これによって放送再開された春ドラマとともに、7月から放送予定の夏ドラマが同時並行でオンエアされる珍しい事態に。
親バカ青春白書

画像:親バカ青春白書(日本テレビ)

『半沢直樹』(TBS系、日曜午後9時~)、『ハケンの品格』(日本テレビ系、水曜午後10時~)、『SUITS/スーツ2』(フジ系、月曜午後9時~)、『BG ~身辺警護人~』(テレビ朝日系、木曜午後9時~)といった大ヒット作の続編が並ぶ春ドラマに加えて、浜辺美波と横浜流星が共演するラブサスペンス『私たちはどうかしている』(日本テレビ系、水曜午後10時~)、ムロツヨシと永野芽郁が親子役を演じ、新垣結衣の出演でも話題を集める『親バカ青春白書』(日本テレビ系、日曜午後10時半~)など、夏ドラマも注目作が盛りだくさん。  たくさんありすぎてどれを見たらよいか分からない……という人のために、春夏が入り混じった新ドラマの中で「本当におススメしたい作品」をドラマ業界の関係者たちに聞いてみた。

『半沢直樹』は前作を超えるヒットなるか?

 まずはキー局で多くのドラマなどを手掛けてきた30代プロデューサーA氏に話を聞いた。 「大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)は前作より苦戦するかもしれません。一つは、7年間のタイムロスが長すぎたこと。同様の作品も日曜劇場でオンエアしてきましたし、“半沢ロス”を抱いている人は思ったよりも多くない印象です。もう一つはコロナ禍にあるということ。『やられたらやり返す~』というセリフに代表される、スカッとするような展開を国民が求めているかと言われると疑問符がついてしまう。昨年に放送していれば、大ヒット間違いなしだったのでしょうけど……」

『私たちはどうかしている』は『あな番』のような考察ブームを生む?

 そんなA氏がおススメする作品は何なのか? 「難しいですね(苦笑)。しいて挙げるならば、『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)ですかね。浜辺美波さんと横浜流星さんという旬の2人を使ったサスペンスということで、昨年の同時期に放送されていた『あなたの番です』(日本テレビ系)のような考察を生む伏線や展開があれば、中高生を中心にヒットもあるのではないでしょうか? 役者としては、同作と『未満警察 ミッドナイトランナー』に出演する中村ゆりさんに期待しています。艶っぽい雰囲気は、今年ブレイクした松本まりかさん以上だと思います」

視聴率20%超えも期待できる『私の家政夫ナギサさん』

 続いて、制作会社の女性プロデューサーB氏におススメ作を聞いた。 「20%近い視聴率も期待できるのは、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、火曜午後10時~)ですね。多部未華子さん演じる家事ができないアラサー女性と、大森南朋さん演じるスーパー家政夫との交流を描くハートフルコメディですが、コロナ禍で希薄になった“人と人とのつながり”を伝えてくれる良作だと聞いています。特に主演の相原メイを演じる多部未華子さんの演技面での評価が、業界内はもちろん世間でも爆上がり中。『逃げるは恥だが役に立つ』とコラボした“恋ダンス”もYouTubeでバズりまくっていますし、今年の顔になりそうな予感です」
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『MIU404』『未満警察』の不安要素は?
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