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高学歴でプライドの高い人は、ワーキングプアに陥りがち

◆高学歴でプライドの高い人は、ワーキングプアに陥りがち 「高学歴でプライドの高い人は、かえってワーキングプアに陥りがち。高すぎる学歴は諸刃の剣なんです」と指摘するのは、ユーモアに富んだブログ『金融日記』が人気の藤沢数希氏。藤沢氏自身は海外の大学院を修了し、今は外資系投資銀行で働く、絵に描いたようなエリート金融マンだ。 「高偏差値の人は受験であれば、偏差値70の大学に落ちても偏差値60の大学に入れます。でも、外資系金融や大学教授など偏差値70レベルのエリート職種を目指してダメだった人は、偏差値60や50の仕事に簡単には就くことができません。だって普通の会社にとっては、超高学歴エリートより普通の学歴で素直な人のほうがよっぽど使いやすいですから。結局、偏差値70の仕事に就けなかったエリートは、底辺まで落ちるか起業するしか道はありません」  さらにMBAも、「外資系に転職しないなら、取る意味はほとんどない」と一刀両断。「年収400万円だとして、MBAの2年間で800万円の機会損失がある。それに加えて授業料もかかるのに、手に入るのは前述の”諸刃の剣”。MBAなんて外資に転職するのに有利なのと英語の勉強になるくらいでしかない。外資に転職しないなら、国内のMBAは英語の勉強にすらならないので、取ったところでほとんど意味がありません。むしろ時間やお金など、失うもののほうが、はるかに大きいのです」 また、博士課程にいたっては「大学に授業料を納めながら5年間もお勉強するなんて狂気の沙汰。世捨て人コースです」と手厳しい。だとしたら、みんなが高学歴を目指す意味はどこに? 「日本人にとって受験戦争は国民全員参加のゲーム。小さい頃から『高学歴じゃないとダメ!』とすり込まれているにすぎません」  多くの人が、東大を頂点とした学歴ヒエラルキーに組み込まれているが、その最上階で起きているエリート教育の問題点を探る。 【藤沢数希氏】 外資系投資銀行勤務。ブログ『金融日記』はファンも多く、最近では学歴に関する考察が話題に。著書に『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』(ダイヤモンド社) ― 学歴大論争 [日本型エリート教育]の大間違い!【1】 ―
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