恋愛・結婚

パパ活で5歳の子どもを育てるシングルマザー。性病トラブルをきっかけに…

行為中の撮影を承諾したら…

「撮影OKと伝えたら、プロレベルの機材を持ち込まれたことがあります」  麗香さんによると、2,3度会ったことのあるパパB氏から“行為を撮影させてほしい”とお願いをされたとのこと。B氏の印象が悪くなかったこともあり、快諾した。  そして撮影当日。麗香さんはB氏の持ってきた機材に驚いた。 「どの角度からも撮影できるよう、何台ものカメラを設置されたのです」  撮影する旨は伝えられていたものの、まさかこのような形になるとは思っていなかったと話す麗香さん。個人で楽しむ範囲かと思っていただけに、思わず絶句。しかし断ることはできず、約束通り行為を撮られることに。  だがその後、B氏とは連絡が取れなくなった。 「動画が流出しているんじゃないかと思うと不安です…」  この件をきっかけに、撮影を断るようにしたと言う。

性病に感染したことも…

「このパパは、性病になったことを教えてくれたパパです」
パパ活

C氏から届いた実際のLINE

 パパ活トラブルの中でも、唯一感謝の気持ちを示していたパパがC氏である。C氏は麗香さんと関係を持った後、身体の違和感から病院へ。そこで性病であることを告げられたそうだ。他に心当たりがなかったことから、麗香さんへ報告してくれたんだとか。  当時、10名近くのパパがいたこともあり、性病になるリスクは大いにあったとのこと。C氏からの報告により、麗香さん自身も性病であることに気づくことができたそうだ。 「誰から移ったのか分からなかったので、これを機にパパを総入れ替えしました」  性病の治療に専念しつつ、新しいパパを探した。そして現在、10名のパパからサポートを受けながら生活をしている。  パパ活は個人間の交渉であるため、様々なリスクが付きまとう。麗香さんのようなベテランであっても、危険を感じることがあるそうだ。“簡単に稼げる”と思われがちなパパ活であるが、実際は自己防衛必須の大変な世界なのかもしれない。<取材・文/吉田みく>
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