恋愛・結婚

キャバ嬢の忘れられない失恋、貢いでくれたお客さんの正体は…

自分の彼女が兄に惚れてしまった

失恋 夏の恋愛にトラウマを抱えているのは女性だけではない。プログラマーの悠真さん(23歳・仮名)は「夏になると憂鬱な気持ちになります」と語る。 「僕は典型的な引きこもりのゲームオタク。元彼女はコミケに行くような“オタサーの姫”的な子でした」  二人は好きなゲームのオフ会で知り合い、2年程付き合っていたそうだ。 「コミケなんかのイベント以外はずっとキンキンに冷えた部屋でゲームをするというインドアデートばっかりしていました。去年の夏も僕の実家に遊びに来ていたんですが、たまたまいたダイビング旅行帰りの兄に衝撃を受けて惚れちゃったんですよ……」  悠真さんは色白の細身にメガネで、いかにもな文系タイプだった。一方、お兄さんは色黒マッチョ。そして趣味でダイビングやジェットスキーをやるような、いかにもリア充タイプだという。 「冬に兄貴を見た時は何の反応もしなかったのに……。おそらく彼女や僕のコミュニティにいないタイプだから新鮮に見えたんでしょうね。それに加えて、オタク気質だからかハマったら一直線みたいなところがあって、『ゴメン。お兄さんが好きになっちゃった』ってハッキリ言われましたから」  だが結局、お兄さんが彼女には全くなびかず進展はなかったようだ。 「兄貴からしたら、もう意味不明ですよね(笑)。急に弟の彼女に告白されても何て答えたらいいかわかりませんよ。純粋にタイプじゃなかったのもあるだろうけど。いまだに夏になると、家族全員にこの失恋話をいじられる。夏がトラウマですね」  筆者は季節の中で夏がいちばん好きだが、とくに恋愛関連の思い出がない。トラウマ級なエピソードは遠慮したいが、来年こそは恋愛したいと思った。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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